今、学びたいことってなんだろう
ルワンダも雨期に入り、定期的に雨が降るようになりました。これぞ、農業の季節。というわけで、大根とかぶと水菜をとりあえず植えてみました。プランター栽培が必要なものはまだやってません。もう少し余裕ができたにします。オクラと枝豆とアスパラがあります。育てられるかなあ。とりあえず大根が育ってくれたら煮物にしたいです。やはり煮物は日本の味です。買ってきたみりんが無くならないように頑張って調整して使おうと思います。肉味噌、切り干し大根、卵焼き、きゅうり漬け、いただき物の海老味噌汁。日本食ってやはり美味しいですね。さてさて、本題はご飯のことではありません。ルワンダ人と話していてよく話題になるのが、学校の制度についてです。ルワンダでは、11月で年度が終わり、1月から新学期です。ルワンダでは、高校の専門の別れ方が、主要三科目を選択するシステムです。それをコンビネーションと呼びます。一例としては、EFK =English, French, KinyarwandaMEG=Mathmatics, Economy, Geographyなどです。これを中学三年生の初期に決め、国のテストの結果で成績がよければ希望通りのコンビネーションに進めるシステムです。なのでいま、中学三年生は、それぞれの目標を定め、テストに挑むところです。最近は、そんな時期の彼らと話して、彼らの将来の進路のことを聞いています。その中で、理科三科目を選択したいという生徒と話してきました。理科のどこが面白いのか?と聞かれたので、ちょっとだけ熱く理科の面白さについて語ってみました。家庭の事情や、学力テストの結果によって、進学先は変わってしまい必ず希望通りに行くわけではありませんが、理科を学びたいと少しでも感じてくれた生徒が、直ぐではなくてもいつか理科を学べたときに、楽しめるように、理科に対する情熱を持ち続けてほしいな、そんなことを思いました。また、中学三年生のときに考えていた将来のことというのは、大人になっても必ず一緒ではなくても、きっとその時に一生懸命考えたことは、何かしらの形で将来に関わってくるのではないかなぁなんて思いながら、彼らの今と将来を応援する気持ちで話していました。また、高校生や大人とは、大学に行けたらどんなことを学びたいのか、ということも聞いています。大学は、やはり高額であるため、いけないことはよくあります。大人になってから、大学に行き、卒業する方もたくさんいます。そこで、わたしもルワンダ人に、「大学に今からいけるなら何が勉強したい?」と聞かれました。ふと、改めて今から行けるなら何が勉強したいのだろう?と考えると面白い。高校生のときとはまた様々な考え方や知識が変わっていて、さらにこれから勉強したら何がしたいのか。きっとそこに今後の進路のヒントがあるのかもしれないなと思いました。大学のように専門のことをじっくりしっかり学べるとしたら。今の私は、さらに何を学びたいのか。それをもう少し考えてみようかなとおもいます。ルワンダの生徒達の将来と、自分の将来について、ただ何もしなくても明るいわけではない未来だけど、諦める前にもう少し考えてみようかなと思った1日でした。