*朗読は心に映る映画館* | *胃無のぜんじろう*百歳を目指して*

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*一期一会*ご縁を大切に*人生を楽しみましょう*

筆者(作者)が書いた文章(物語)を作者が何を表現し、何を伝えたいかを読み手が把握し、イメージし、読み手の個性を通して素直にお客様へお伝えする。巧くゆけば三位一体となれて共感が出来、喜びも楽しさも倍加となる。お客様の聴覚が集中され意識とも語りの中に吸い込まれてゆくのだ。静寂な空気が張り詰めて異次元の世界となれる。語り手の声だけが響き、息使いのリズムも客と調合されてくるのだ。朗読席の理想である。しかし都会の中、会場の環境が整わず騒音で、なかなか難しい事だ、~私が山寺の会場(群馬県水上町〰泰寧寺)で、夏の夕方、本堂に300余人のお客様が、まるで水を打ったような静けさの中で羅生門(芥川龍之介)を聞いて頂きました。又視覚障害学校(文京区〰筑波大学、特別支援学校)先生3名と生徒達15,6名にトロッコ(芥川)サンショウウオ(井伏鱒二)でも針が落ちた音でも分かるほどの張り詰めた静けさの教室で、最後まで耳を傾けて頂きました。どちらの会場も騒音無の環境が幸いし、理想郷の実現出来た事が思い出され懐かしく忘れられない、素敵な記憶である・~後日,生徒さん達各人から感想文、お礼の御手紙(点字文~翻訳付)を頂き宝物になりました。又、朗読のお客様は、期待を寄せて下さっているので、その姿勢が素晴らしく大変に有難いのだ。演題の作品を一緒に味わい、一緒に創る協力者でもあり、最高に楽しく幸せの瞬間である。*文字、言葉、文章、物語(短歌=和歌、俳句、詩、含む)音=(声)~読む、= 語る、。*想像する面白さ=作者の人となり(語り手も含め)~作品内容の筋書き、~人物の生い立ちや、性各その他諸々~御客様各人のイメージで楽しんで下さい。~自分での目読は時間等の都合で文章の筋書きを追いかける事に終わりがちで、中々味わう処までは行けない。他人の読む(語り)は冷静に客観視出来るメリットがある。又、同じ演題でも読み手が変われば味も変わるのも、面白く、楽しい事だ。