こんばんは

 

まさよのコラムにようこそ

 

 

 

 

けいこさんのお嬢さんのAちゃんが

 

この春、高校をご卒業されましたブーケ1

 

初めてけいこさんにあったとき、まだ

 

30代のはじめで、若くて可愛らしくて

 

本当に可愛らしかったのです。

 

もちろん、今だって若くて可愛いですよニコニコ

 

そのとき、お嬢さんは幼稚園でした。

 

大きな悩みに押し潰されそうになりながら

 

気付いたら、わたしの下でたくさん学んで

 

下さいました。

 

いつか。いつか一人立ちをする夢を描いて

 

いらっしゃたのです。

 

そんななか、まだお若かったお母さんを

 

亡くされました。

 

けいこさんのお母さんにお会いしたこと

 

はなかったのですが。

 

お亡くなりになった後で、わたしのところ

 

に会いにいらしてくださいました。

 

そのときに、けいこさんのことを頼まれた

 

のです。

 

けいこさんの娘さんのAちゃんが独立

 

するまで「どうかけいこを頼みます」と

 

仙台弁の訛りのあるお言葉と共に、

 

深々とお辞儀をしていかれたのです。

 

それからわたしは、けいこさんのお母さん

 

に誓いました。

 

Aちゃんが一人立ちするまで、けいこ

 

さんの後見人になると勝手に決めたのです。

 

もしかしたら、お母さんはそこまでお願い

 

してはいなかったかもしれませんが。

 

わたしが勝手にそう思っただけだった

 

かもしれませんが。

 

Aちゃんが一人前になるまで、わたし

 

は常に、けいこさんの先を歩き、ときに

 

けいこさんの後ろになり、見守ろうと決め

 

ました。

 

けいこさんからしてみたら、勝手なわたし

 

の思い込みで、きっと迷惑だったと思う

 

のですキョロキョロ

 

だけど結局なんにもしていないし、何も

 

して差し上げられなかったけれど。

 

気持ちだけは、お母さんの代わりでした。

 

 

 

お嬢さんが進学をせず、就職を決めた

 

ことは、お嬢さんなりの考えと思いが

 

あってのことだと思います。

 

気付いたらあっと間に大人になっていて

 

同世代の子と比べものにならないくらい、

 

Aちゃんの魂は大人になっていました。

 

けいこさんの、いつも元気でにこにこの

 

お顔からは想像できないかもしれませんが

 

母子で励まし合い、支え合い、二人で

 

たくさん沢山いろんなことを乗り越えて

 

きたのだろうなぁと思います。

 

 

 

わたしたちのようなお仕事は、楽してお金を

 

稼げていると思われてしまいがちです。

 

ですが、決してラクではラクな仕事では

 

ないのです。

 

頂戴するお金以上の疲労を伴うのです。

 

だからこそ、ときに苦悩するのです。

 

けいこさんは、それを7年、8年とやって

 

こられたのですから、凄いなぁと思います。

 

けいこさんのような若い年齢で出来る

 

のは才能だけではなくて、魂の年齢も

 

必要だからやってこれたのです。

 

そういう意味では、このお仕事をさせる

 

ことは苦しいからさせたくないのですが、

 

けいこさんは向いているし、そして実は

 

娘のAちゃんも向いているのです。

 

Aちゃんならば、いつかけいこさんの後を

 

継ぐことが出来るなぁと思っています。

 

 

 

 

この記事でも書かせていただきましたが

 

 

このお仕事をすることは、凄い人になっては

 

いけないのです。 

 

カリスマになる必要もないのです。

 

人の持つ能力に気付いてもらうためには、

 

普通でいることが大事なのです。

 

普通のことをしているのですから。

 

 

 

 

いまわたしは、けいこさんのお母さん

 

と同じ年齢になったなぁと

 

そんなことを思った日でしたニコニコ