こんにちは

 

 

メールでご質問がありました

 

私達の生活・人生・運命に「お墓(先祖)」が

影響力をどこまで及ぼすのか 「お墓」の

メンテナンスを含め 草むしりを含め、年齢を

重ねると重荷になっているこの頃です。
若い年代に早々に「お墓」を建てたことで

 健康を損ねたり 運気を落とすことなど

あるのでしょうか?
お墓の持つ 意味・影響力など 機会あればブ

ログでお話くだれば 嬉しい限りです。

 

 

お墓の事は、何度かブログでも取上げて

 

おりますし、書籍にも書かせては頂いて

 

おりますのでね、もうわかったよと言われる

 

方もいるかもしれませんが、少しだけ

 

お付き合いくださいませ。

 

いらして下さる方のお墓を視させて頂く

 

事が多くあります。

 

新しいお墓、先祖代々と言われている

 

お墓とそれぞれですけれど、お墓に沢山

 

いらっしゃるなぁと思うときもあれば、

 

せいぜい3代前までしか感じられない時も

 

多くてですね。

 

いらっしゃると言っても、そこに霊がいるとか

 

ご先祖さんが眠っているというのは、なくて

 

ですね、こちらが意識して拝見させて頂く

 

ことで、意識をあえて呼んで感じている、

 

という事なんですね。

 

あー沢山いらっしゃるなぁと感じるときは、

 

点々とあったお墓を一つにまとめていたり

 

親戚一同の墓みたいにしていると、人型では

 

ないけれど、あー沢山そこにまとめられた

 

のだと思うときがあります。

 

先祖代々と言っても、よほど立派な上流階級

 

の家柄でなければ、お墓の歴史って新しい

 

のです。

 

明治に「お骨や遺体は墓地に埋葬」という

 

規制が出来て、一族や集落の共同墓地

 

が出来、それぞれが家墓を持つように

 

なったのは、戦後からだと言われていますね。

 

江戸時代に檀家制度が出来ても、仏教が

 

お葬式や供養を伴う形になっていったのは

 

明治からではないでしょうか?

 

お寺が先祖の供養を担う変わりに、檀家が

 

お寺の生活を保障するというものだったの

 

でしょうね。

 

昔は人が亡くなると、墓所というところに埋めて

 

いたと思います。 

 

わたしが小さい頃は、母の実家の田舎は、

 

殆どが土葬でした。

 

土葬だと一つのお墓に入りきれないのでね

 

近いところに埋めるんですね。

 

骨が土に還るのは、50年くらいの年月が

 

必要だとどこかで聞いた事がありますが

 

血や肉が土に還るとき、どういう訳が燐が

 

発生するのでしょうね。

 

子どもの頃は、青い鬼火と呼ばれる火を

 

よくみました。

 

それが人の無念の思いのようで、人魂

 

のようで、怖かった事を今でも覚えています。

 

土地の関係や衛生面で、火葬が当たり前に

 

なった今では、お墓に行っても鬼火を目に

 

する事は、なくなりました。

 

 

あ、話がそれてしまいましたが、お墓を

 

維持していく事が難しいのは、この先は

 

もっと増えるのでしょうね。

 

時代もうつり変わり、昔のように親族が近くで

 

暮らし、墓守をすることはもう無理なのです。

 

きっとこの先、誰かが墓じまいをする決断を

 

しなければいけなくて、その決断を、誰がいつ

 

するのか?だけなのだと思いますね。

 

自分がしなければ、子どもにも同じように

 

悩ませて、もしかしたら孫まで悩ませる

 

かもしれない事を思ったら、どこかで決断は

 

必要なのかもしれません。

 

その時に、何に怯えているのかというと

 

大きなお金が掛かる事は、もちろんですが

 

お墓を移したり、墓じまいをしたら悪い事が

 

起きるのではないか?

 

ご先祖さんを怒らせるのではないか?という

 

恐れですね。

 

仏教は、本来生きているひとの為の教え

 

でしたね。 老いも 病気も 死もいずれ

 

みんなが経験するのだと、人々の心の安堵を

 

説いてきました。

 

それが仏教を利用した子孫が供養しないと

 

先祖の障りだ、霊障だと恐怖で縛るように

 

なりました。

 

お寺に、お墓に人を縛る為に、年忌が

 

作られ、供養が作られ人を縛ってきましたね。

 

それらは、全て人が作り上げたものなのです。

 

ご先祖さんはね、怒っていないんです。

 

 

どうぞ墓じまいするも、しないも誰も何もいい

 

ませんし、新たに新しいお墓をご購入しても、

 

誰にも罰もあたりませんし、悪い事も起こり

 

ませんのでね、あなたはどうしたいのですか?

 

それだけなのです笑う

 

そうは言ってもね、70代や80代のお墓を

 

大事に守ってきて、これからもそれを望んで

 

いる人に、そうじゃないと言って悲しませる

 

必要なんてなくてね。

 

そういう場合はね、あえて無理にしなくても

 

いいのだと思います。

 

わたしは、墓じまいを勧めている訳では

 

なくて、ご先祖さんを粗末にしなさいとも

 

言ってはいなくて、お墓参りもご先祖さんを

 

偲ぶ事も、生きているわたし達には大切

 

な事だと思っております。

 

ご先祖さんがあって、わたしがこうして

 

いるのは、事実ですからね。

 

けれど亡くなった人は、その事すら拘って

 

いないんですね。

 

言われてみたら、わたし達も子どもや

 

孫や、ひ孫や 玄孫 来孫まで、わたしの

 

お陰で生まれて来れたでしょうなんて、

 

きっと思わないですね?

 

それと同じなのでしょうね。

 

わたしはお墓に、亡き人を偲んで会いに行く

 

ことで、自分の気持ちを鎮めるところが、

 

お墓だと思っております。 

 

亡き人を偲ぶ、対象なのだと思いますね。

 

けれどそれが、お墓ではなくても良いの

 

です。

 

お盆やお彼岸、命日で手を合わせるお墓参

 

りという、その思いや慣習が好きでもあります。

 

お墓に入る入らない、お墓を持つ持たない

 

いろんな捉え方があって、それがそろそろ

 

許される時代になってきたのだと、思います笑う

 

 

 

 

 

昨日、黄色いお花を見つけました。

 

エニシダかなぁと思ったら、黄色い藤のような、

 

キングサリのお花

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白藤に

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紫藤が並んで咲いていました笑う

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晴れた空の仙台です。

 

今日はこれから、庭の草取りを致します。

 

蚊がまだいないけれど、日に焼けて

 

真っ黒クロスケになりそうです笑う

 

 

 

 

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