おはよう

今日は大震災の日なので、皆さんで黙祷をしたいと思います。


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昨日風が冷たかったけれど、もうたくさん梅の花が咲いていて

梅の花の香りを堪能できました。

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梅の花可愛らしさも 香りも大好きです。

梅の花の香りは、どうしてこんなに懐かしくなるのでしょうね、

日本人だからでしょうか。
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わたしが10代の頃、実家の近所の梅の木の下に着物を着た

女性の姿をよく視ておりました。

今の時代の人ではなく、明治か大正時代の女性の姿で、

決まって花の咲く時期にだけ視えるのです。

何をする訳ではなく、ただひっそりと佇んでいる姿が

美しくてね、

春はその女性に逢えると思うと、何だか嬉しくて

そのうちに 春になるのが待ち遠しくなりました。

でも大人になり家を出た事もあって、次第に梅の木の

女性の事は忘れてしまいました。

暫くその姿を視る事はなくなってしまい、気付いたらその木

すらいつの間にか無くなっていましたので、もう確かめる事は

出来ないのですけれど、不思議とその女性の姿は怖いという

のではなく、楚々としていて、控えめで日本の女性らしさを

感じさせる姿は、わたしの憧れでもありました。

梅の花が咲く季節になると、今でもあの女性を思い出して

しまいます。

その女性が梅の花精だったのか、誰かの遠い記憶だったのか

定かではありませんが、この季節になると無意識に梅の木に

姿を探してしまいます。

もう視る事はないのですけれどね。

若かったわたしに、女性としての在り方 生き方の道を説いて

教えてくれていたのかも知れないなぁと、思ったり致します。

高校生くらいまで自分の実際の年齢と 精神的な年齢と

周りの子の言動の違いに、苦しんだ時期でもありました。

その女性に自分の心を吐露していたのかもしれません。





梅のお花を少し摘んで 深く香りを嗅いでみました。

意味のわからない懐かしさと、恋しさで胸がいっぱいに

なりましたよ。にこにこ

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梅の花の香りを

 いちごに嗅がせてみると 何も反応がなくて

うりに嗅がせてみると、食べようとします。

家に帰り みかんにもくんくん。春のおすそ分け。 

 




静かに黙祷いたします。

5年前、電気が復旧し被害が明らかになるにしたがい、生きて

いることも、家で布団で眠れる事も ご飯を食べれる事も

何もかも申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

それ程に被害が甚大で、たくさんの人が苦しんでいるかと

思うと、いたたまれない気持ちになりました。

今も変わらず当時のままに苦しまれている方も沢山

いらっしゃる事でしょう。 

けれど時間が経つに従って、少しづつでも変わっていたら

いいなぁと願います。

あの時間になりましたら、静かに祈りを捧げます。

わたしの一日に 皆さんの一日に感謝致します。

今日にありがとう。

行ってらっしゃい 行ってきます。




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昨夜 光の記憶のブログを更新いたしました。

よろしければ読んで下さいませ