おはよう
今日の朝 町内の一斉清掃の日でした。
週末で主人がいた事もあり、珍しくというか、きっと初めてだと
思います。
忙しそうに メールの返事を出しているわたしを横目に
「掃除出てこようか？」って・・・・ぽそっと。
え”っ？ どうしたんだろう・・・・。
でも変わりに行ってくれるなら 助かるので
えぇ～行ってもらいましたとも。
そして主人は、町内行事初参加となりましたとさ。
フルタイムでパートのお仕事をしていた時、町内会の役員を
3年半（任期は2年です）もしていて、仕事が終わってから1９時から
会議とか行事の打ち合わせ、町内の役員会に、連合町内会の
役員会 平日も夜遅くまで 週末も町内会の行事で自分の時間も
なくて大変な時がありました。
それでも関わるからには、小さい子がいるママ達や、ご年配の方々
次の人達への負担を少しでも減らしてから渡したいって思って
一生懸命でした。自分が大変だったから。
知らずになった役職も副会長でした。
みんなずるいなぁって思ったのは、わたしが無知なだけなのですが
「わたし身体が弱いから」「病気だから」って言って大変な役を避ける
のです。
わたしもフルで仕事していて、娘も高校受験だしなぁって塾の送迎も
あるしなぁって思ったのですが、残ったのが副会長だけでした。
なって初めて知ったのですが、わたしの町内会、会長は外の会議に
出かけるので 会議も行事も牽引するのは全て副会長になります。
それだけ任務も業務も責任も重いものでした。
〇，〇丁目だけで1千世帯もあるので、毎月80名近い役員が集まって
会議は、1年目の事もあってちんぷんかんぷん。
社会福祉協議会やら 人まち財団とか 何がなんだか？？？
副会長は今まで６０代～７０代の男性が多いので、
当時４０代のわたしが黙って座っていると野次が飛んでくるのです。
「ほら副会長なにやっている、自分が進行しなくどうする」
「あんたは副会長だろ」
「ほら副会長声が小さいぞ」 って。。。
毎回 野次や罵声が飛ぶのです。
不思議ですね、そんなふうに言われてると自分が無能で無力で
ちっぽけに見えちゃうし 自分の価値がないように感じるのです。
３ヶ月くらい経った頃 さすがに我慢できなくなって来ました。
60代 70代のおじさん達を前にして
「いい加減にして下さい、わたしは1年目で何もわからなくても
覚えようと必死です。 1年経って何も出来為ったら野次でも
非難でも受けますが、今 野次を飛ばすのはおかしいでしょう。
わたしを選んだのはあなた達です。
どうやったらこの町内会が良くなるか、どうしたら高齢化している
役員の負担を減らせるのが わたしなりに一生懸命考えますので
ちゃんと皆さんも協力して下さい。野次や罵声はその後にして下さい」
って、声を荒げずに静かに淡々と言いました。
そうしたら・・・シーンとなって、そしてパラパラと拍手が起こり
大きな拍手になりました。
それから周りの人がみな協力してくれて、１～6丁目の大きな行事も
スムーズに行なえるようになりました。
そういう事があったので、倒れたとしても頑張ろうって思っていて
仕事もあったので、無理をさせて本当に倒れてしまったの
ですけれどね。
今は申し訳ないのですが、もう何もお手伝いしていなくて
本当に申し訳ないなぁって思うんですよ。
でも前に比べたら負担は少しでも減ったので、良かったなぁと
思うのですが、それでも役員は幼稚園でも 小学校 中学校でも
地域でも大変なものですね。
今役員をされている方も沢山いらっしゃるでしょう。
人がいたら人の数だけ意見も考え方もあるのでね
人数が多ければ多いほど、全員の意見が合うなんて事は
決してないと思います。
だから人の意見を揃えようとするのではなく、同意させようと
するのではなく、意見は尊重するけど、決断は長が決めなければ
いけないと思うのです。
もちろんどちらを選んでも賛否の声は必ず出ますので、それに
翻弄されない事だと思います。
曇天の仙台です。
お掃除には持って来いのお天気です。
今日も良い日に致します。
感謝でありがとうございます。