ノー天気時代の終息 | 流離のロマンチストかく語りき

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何か書けと言われても、何と書いたらいいのか、、、、

とりあえず、暇な方は、ちょっとだけでもお立ち寄りくださいね。


今朝、書斎に入った際、何ヶ月ぶりかに白粉の甘い香りがした。

どうやらまだいるみたい。

悪いことしなけりゃ居てもいいけど、俺は此の世のものでない奴と関るつもりはないので、くれぐれも姿だけは見せないように、、、と心の中で呟いたのでありました。

別に怖くはないけど、霊や物の怪の類と付き合うのは御免だ。


昨日は歯科治療の日でした。

前回型をとったので、今回で終わりかと思ったら、外側でなく内側の型だけだったようで、今回は、外側の型を取られた。

歯の内側と外側で別に型を取るなんて、この年にして初めての経験。

それにしても丸1年、毎回ガリガリ削られ続けてきたというのに、まだ残ってるのが凄い。

そんなわけで、次回の治療が間違いなく最後になるだろう。

別の歯の治療を促されなければの話だが。


テレビの報道番組で言ってたが、福島原発に近い地域に住む18歳までの子供を対象に検査をしたところ、36%に甲状腺に異称が見られたそうだ。

なんと!3人に1人だ。

チェルノブイリの際もそうだったが、放射能による影響が最も出やすい場所が女の子の甲状腺。

チェルノ事故から十年以上経った後、或るドキュメンタリー番組内で、甲状腺がんの手術をした女子児童たちの痛々しい姿を観た人も多いと思う。

36%という数字がどの程度の信憑性があるかは未確認だが、5年、10年と経つにつれ、甲状腺がんが発生したり、被爆二世や奇形児が数多く生まれるに違いない。

にも関わらず、ひた隠しにして安全宣言をするこの国の首相って何なんだ?

外国人記者が言うように、暴動が起こらないのが不思議。

原発再起動反対を唱える人たちが何十万人集まっても殆ど取り上げないマスメディアも凄いが、自分の家や故郷を奪われ、ろくに賠償もしてもらえないまま仮設住宅に住む人たちって、近い将来、元の生活に戻れると思ってるのか、それとも精も根も尽き果てて起こる気力さえ残ってないのか。

こういうときでも暴動が起きないなんて、日本人は、誇れる国民だ、、、なんて煽てられて耐えてるのは、国の思うままなんだけど。

なんてことを以前も書いた覚えが有るけど、人事じゃない。

安全宣言なんてとんでもない。

今こうしてる間にも日本中が汚染され続けてるのだ。

それこそ明日は我が身。

放射能汚染が終息どころか、ノー天気でいられた時代が終息しちまった。