こんな毎日を過ごしていいのか。
私は元気もやる気も勉強さえする気もなくなり、成績も落ちていく。
成績が落ちると母のカミナリも落ちる。
母のカミナリは本当のカミナリよりも激しく、強い。
「あんた真面目にやっているの?!もうすぐ高校受験なのよ?!」
(まだ中1だし・・・。)
「遊んでないで勉強しなさい!!」
「・・・・・」
私は無言のまま2階へダッシュで上っていく。
そしてベットに勢いよくダイブ。
布団に顔をうずめて泣く。
中1だからって遊んじゃいけないの?
青春しちゃいけないの?
勉強も受験も大事なこと。そんなこと分かってる。
そんなことを、考えて。
私の気持ち。誰もわかってくれないんだ。
太陽の光と「チュンチュン」可愛い鳥の声で目が覚める。
格好は制服のまんま。
(あのまま寝てたんだ・・・。)
制服を脱いで、シャワーをあびる。
朝ごはんを食べいつものように家を出る。
いつもの時間より早く学校に着いた。
イライラしていていつもより歩くスピードがはやかった。
教室に着くと、誰もいなかった。
一人で待つこと5分。
やっと廊下から足音が聞こえた。
教室に入ってきたのは、陽。
「お、美優おはよ!!」
「・・・・」
笑顔であいさつができない。
好きな人にも、八つ当たり。
気づくと陽は私の目の前にいた。
「美優?どうかしたか??元気なさそうなんだけど。」
「大丈夫。」
「何かあったら言えよ?頼っていいんだぞ?!」
こんな優しい言葉で、心配しているような表情で言われたら。
好きって言う気持ちがこみ上げてくる。
頼めるなら、頼みたい。
〔私にそんな言葉を。そんな顔を見せないで。〕