1、東京アラート(2日発動)⇒11日(木)解除、休業要請を「ステップ3」に緩和、出馬表明
2、都知事選の「告示日」 ⇒18日(木)
3、「夜の街」を含む休業要請 ⇒19日(金)全面解除へ
この時間的流れを、ご覧になって何を連想されるだろうか?
筆者は、相も変わらず小池百合子都知事が告示日(18日)に照準を合わせて、メディア露出度が高い新型コロナ対策を矢継ぎ早に打っていいる、と見る。東京(K)アラートの発動にせよ解除にせよ、「基準」の設定次第でかなりの程度コントロールは可能だ。
新宿にある東京都庁
きのう11日11時(1111と、「1」を揃えたのも意味深?)、お台場のレインボーブリッジと都庁の毒々しい赤色から七色のレインボー色に変えた。都民の気持ちを一気に明るくするに効果的な演出と考えたのだろう。そして今日にも出馬宣言が行われると見られている。全ては、小池のシナリオ通りなのだ。
一度、赤色で陰鬱になった後に、一気に明るくする心理効果は、日ごろ強面の乱暴者に一度親切にされただけで「本当は良い人なんだ」と思わせる手法と似ている。恐怖と安心の“落差”を利用した心理操作である。
●東京都の「貯金」を使い果たして、最早、休業要請する余裕がなくなった
小池都知事が休業要請の緩和、全面解除を行う(実際は、急ぐ?)背景に、9000憶円と潤沢にあった東京都の貯金(財政調整基金)が枯渇寸前まで激減しいている事情がある。都の財政は予想以上に厳しくなっているかも知れない。
他の知事から垂涎の的であった巨額の貯金だが、安倍官邸の機先を制した大判振舞いの休業補償という“先手”によって、現在では残金が500億円ぽっちというから、いくら金持ち東京都といってもタダ事ではない。
オマケに、東京五輪延期による追加経費が数千億円と言われ、ズッシリとのしかかってくる。
軍資金が枯渇しては、いつまでも「休業要請」を続けるわけにはいかない。というわけで、新たに出してきたのが<「自粛」から「自衛」>というスローガンである。「自衛」とは、言わずもがな、「何があっても自己責任でやってくださいね・・・」との趣旨。都は口は出すが、お金は出さないと宣言したに等しい。
それを、「休業要請の全面解除」という甘いオブラートに包んで発信したわけだ。東京都民は、こうした“小池トリック”に騙されてはいけない。
くれぐれも、ご用心を!
