「野党の協力というと、すぐに新しい党をつくるとか、党と党が合併するとか、そういう話になるという状況自体をまずは壊さなければいけない。」
立憲民主党の枝野幸男代表はさる12月18日、日本外国特派員協会で行った記者会見で、主に民進党が主張している民進党系3党による「統一会派」構想に関する質問に、こう異論を唱えた。
その上で枝野代表は、「野党のなかで政党が違う以上は政策に違いがあるわけですから、一致する部分について一致する政党と最大限の連携協力をする、としかいいようがない」として、さらに「少なくとも党が1つになるとか、国会内の会派を1つにするにはかなり包括的に共通していなければ不可能だと思います」と、語った。
この論でいえば、民進党とはかなり脈はあるが、細野=長島一派のいる希望の党とは「党単位では不可能」ということになる。現に、枝野代表は、こう語っている。
「希望の党のなかには、われわれにとって大きなアイデンティティである立憲主義や、それに関連する安保法制について違った意見の方が少なからずいらっしゃることは間違いないので、そこと統一会派を組んだり1つの党になるということをやったら、それこそ野合そのものになると思います。」
民進党がどうしても連携を望むなら、まずは立憲民主党との連携を模索してみてはいかがだろうか。具体的には、1年半後に迫った参院選に備え、参議院の連携・融合を図るのが優先課題になるだろう。