アンチ・ヒーローの最終話 だった。冤罪という司法組織と犯罪者個人の向かいあい方、市民と国家の司法による信頼性の根拠など、まぁそれをいったらおしまいのセリフもあり面白かった。重い話なので、最初から見る人の感情の動き方を操作して飽きさせないシナリオは秀抜だった。人は悪というものをもともと内在している。その上に、善というものが感情をベースに実装されているように思うのでーそれは論理で動こうとしても感情の点火がないと上っ面だけになってしまうということーこのドラマの弁護士明墨のような片足は悪に入っている人物像が必要だったのだろう。そういうことは無縁だった木村拓哉が型破りな検事を演じたHEROを思い出すと同じ司法の世界の話とは思えない…。
奥さんと見ながら食べた、冷たいチョコレートムースの出来が良かったので、湿気がモワモワする季節に入ったのも少し忘れた。(私は水が空間に溢れるような梅雨という季節は嫌いである)