「角川類語新辞典」を買い、久しぶりに翻訳小説を読む気になったのでスーパーの袋にドサドサいれ、どこかへ行ってしまった田中先生の「国語語彙論」と日焼けが凄い築島先生の「国語学」を袋にいれ、「原色シグマ新国語便覧―ビジュアル資料」もついでにいれ、「吉高由里子写真集」もあったから買い、支払いをしたら古本は安いなーと少し幸せになった。

 

お掘りのそばにある女学校の奥の店で、蒸して暑いからアイスコーヒーにチョコレートケーキを注文し、買った本を1時間ばかり読んだ。光文社文庫の古典新訳文庫は面白い。まだこういう企画をやる出版社があり、買う人がいるのはとてもいいことだ。新しいことをやるのは、違いを出すことなのでその違いをどう評価するかであるが、読んでへぇーとなるものなら細かいことはどうでもいい。

 

帰りの空をみているともう梅雨なんではと思う。荷風の「つゆのあとさき」でも夜読もうかな…。