家族が病気になると、事実は事実なので夢は頭の中に生まれなくなり、バランスをとりたくなる。それは簡単ではなく、気持ちが良くならなくてもいいから、ふさぎ込みたくなることから離れる一時が欲しい。
病院へは自転車を使い行ったので、海の堤防へも自転車で…。
海を眺めていると頭は目の前の光景を追うのでそれに従っていれば小一時間は、事実が頭から離れてくれる。冷たく乾いた風が頬にあたると、思いつめたことが風と一緒に飛んで、身軽になる。
しかし、暑い連休のせいか、つい1、2日前には考えられないくらいの人たちが来ているので、家へ事実へ戻ることにする。