- メタボラ/桐野 夏生
- ¥2,100
- Amazon.co.jp
この本の感想がまだでした。
桐野さんの言おうとしたこととは違うかもしれませんが。
私はこの本を読んで
人の人格形成の基盤は家庭で、家庭がしっかりしていないと、子供はうまく育たない、ということに改めて思い至ったのだけれど、
子供にとって磐石に見える家庭も、実はふつうの男女の恋愛感情によって結びつきお互いの努力によって継続している、すごく不安定なものでしかなく、そんな不安定なものに、心のよりどころを求めて生きている人間の不安定さ・脆さについて考えてしまいました。
人間って、繊細でか弱いね。
ひとりで生まれて生きてきたような顔をしている、生意気盛りの若者(うちの娘たちのような)さん。 文句タラタラ言っているけれど、親がいて、親が自分のわがままを押さえて、子供たちのために、と頑張っているからこそ、今の自分の安定した暮らしがあるということに
この本を読んだら 気付けるんじゃないでしょうか。
それにしても、女性が社会進出すると、どうしても子育てがおろそかになります。
子育てって、手の抜けないものだったんだな、と子育ての最終段階に入った今頃になって、気づいています。
女性が強くなって、外に働きに行って、家庭がおろそかになってしまった今の社会。
本当にそれでよかったのかな。時代に逆行するような考え方だけれど、「子育て」がどうあるべきか、というその一点だけで考えたら………。
子供って、些細なことで傷ついて、進路を誤ることもあるからね。