新しいお酒が続々入っています。
薩摩藩 です。 指宿酒造
昔ながらの仕込みを今によみがえらせた「薩摩藩」は、秘蔵の黒麹を使 用し、新鮮で厳選された甘藷を、蔵元の裏に湧き出る「島津ゆかりの隠れ金山」の湧き水を使用し、低温でじっくり醸して造られました。
豊かな甘み・コクに深みを感じる本格派の一本です。
鹿児島県内のお客様向けに、独自に仕込んだ重厚な味わい。
なのだそうです。
うちが芋焼酎を扱い始めたばかりのころに、これを仕入れて、「あ、プレミアと言われる焼酎以外にもおいしい芋焼酎って、あるんだなあ」と思えた銘柄です。
ブームにのって、今は昔ながらの手造り焼酎が本当にたくさん増えましたね。
ブームって、今までそれに興味がなかった人たちに興味を抱かせ、客層を広げ、お客さんの数が爆発的に増えるけれど、その一方で、造り手の数も増えて、競争も熾烈になっていくようです。
工夫して、本当においしいものを造っていかないと、そっぽを向かれる。
香川県のうどんブームも、他県の人を巻き込んで、うどんを食べるお客さんの数はすごく増えたようですが、
一方で、うどん屋さんもすごい勢いで増えています。
目新しい、いろんな工夫をした、おいしいうどん屋さんがあちこちでできているので、もともととりたてて特長のなかった小さなうどん屋さんは苦戦しているよう。
マスコミで取り上げてもらえるうどん屋さんも決まっているみたいだし。
うちも設備投資なんかできない小さな焼き鳥屋なので、ブームとかになると逆に苦しいかな? なんて。
でも、焼き鳥屋は、「その日仕込んだ生の串を、備長炭で焼く」のが一番おいしいので、小さい規模の店の方が安くておいしいんですよ。
なぜなら、大きな店だと、それだけたくさん「串刺し」をしなければならず、人を雇って串刺しすると、人件費を串の値段に上乗せせざるを得ないからです。
バイト雇って、焼き鳥10本刺すのに1時間かかっていたら、10本のやきとりに、最低限700円のバイト代を上乗せしなくちゃならないわけで……。
というわけで、うちのように、人件費0円で黙々と刺す事業主がいるからこそ、一本百円の焼き鳥もなりたつわけです。
オヤジ、偉いですね。
それに国産の備長炭って、高くて数が少ないので、大規模にやって、大量に仕入れるのはたいへんかも。
それに、備長炭の扱いも、けっこう難しいし……。
というわけで、焼き鳥屋には安易なブームは来そうにないですね。
