学力テスト結果「思考・表現力に課題」 | 科学教育プログラム ithinkplus

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いろいろお伝えしていければな~と思います。

2012/8/8 17:00 日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG08038_Y2A800C1000000/より 


学力テスト結果「思考・表現力に課題」初の理科でも

 文部科学省は8日、小6と中3の3割を抽出して行った2012年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を発表した。初実施の理科では、実験や観察の結果を分析・解釈して説明する問題で苦戦が目立った。国語や算数・数学でも考えを書かせる問題などの正答率が低く、思考力と表現力に引き続き課題がみられた。

 理科の平均正答率は小学校61.1%、中学校は52.1%。国語と算数・数学は知識の定着度をみるA問題の平均正答率が60~80%台に対し、応用力をみるB問題は50~60%台だった。グラフや表を基に考えを書くなどの記述式問題の正答率が低く、無回答も目立った。

 公立校について都道府県別に見ると、前回の10年度調査で正答率が全国平均より5ポイント以上低い教科があったのは4道府県(北海道、大阪、高知、沖縄)だったが、今回は沖縄県のみになった。

 好成績が目立ったのは秋田県や福井県、富山県、石川県で、過去の調査とほぼ同じ顔ぶれだった。


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この問題を克服するにはFLLに参加するしかない!


小中学校の科学実験の多くは、あらかじめ答えが分かっており、実験方法も教科書にあります。答えを予測したり、実験の計画をたてなくてもよいわけです。いわゆる再現実験です。再現実験が故に成功して当たり前、失敗は許されない、失敗しても評価されないということになってしまいます。実は失敗こそが面白く、思考の種なんですけどね。

ここで思うんです。
先生も答えが分からなくて良いのでは?先生も生徒と一緒に考えられればいいのに!ジブリ美術館の「迷子になろうよ 一緒に」みたいに!
当然、全ての再現実験を否定するわけではありません。日本の教育の均一性は、世界からは高い評価を得ていると聞きます。


一方、FLLの課題には答えがありません。答えは各チームによって自由に導きだすことができます。それは、ロボットのデザイン、ミッションに対する戦略、プロジェクトプレゼンテーションに対する切り口等、チーム毎に全て異なります。このことからFLLが自由であることはお分かりいただけると思います。しかし自由だからこそ評価を得るのは困難なのです。

特ににプロジェクトプレゼンテーション。
このプレゼンテーションは世界が直面する社会問題をテーマにした科学研究発表です。テーマが大きく、毎年頭がパンクするぐらい頭をフル回転させなければなりません。小中学校の調べ学習で終わらず、大学レベルの高度な論理展開が要求されます。インターネットや本だけではなく、専門家を尋ねヒヤリング調査を行ったり、自分たちの行った研究に対し考察を行わなくては評価されません。論理的思考を養うだけでなく、自分たちの考えを聞き手に理解できるよう伝えるにはどうすれば良いか、つまりどう表現すれば良いか、このような力を養う大変よい訓練になっています。


FLLは、ただロボットを作るだけではありません。
「考えを書かせる問題などの正答率が低く、思考力と表現力に引き続き課題がみられた」
と記事にありますが、この思考力・表現力を高める強力なプログラム、それがFLLなのです!


みんな、FLLに参加しようよ!

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FLL世界大会は、NASA、グーグル、マイクロソフト、ボーイング、GM等名だたる企業がスポンサーについています。このことからもお分かり頂けるように、アメリカではFLLに寄せる期待は非常に大きいのです!

日本の企業にも、日本国内の大会のスポンサーになって欲しいな。