警察署での調書作成が終了し、

3月末までに通知がこなければ全て終了したのだろうと思っていました。

そう言われたような記憶があったのですが、どうやら違っていました。笑

 

ある日、突然届いた封書。

 

検察からの封筒でした。

 



日程の指定がしてあり、

その日その時間に、その場所へ来てくださいという

本当に一方的な支持。

 

こういうものなんですね。

 

また感情が上がったり下がったり。

まだ終わらんのかいっっ!!!

私の中にはどれだけの感情が蓄えられているんだ…と呆れるほどに出てくる出てくる。

そして、仕切りなおしながら生活している自分に

結構パワーあるな…と呆れてみたり。

 

この、検察庁へ出向いた日も、

警察署へ行った日と同様に小雨が降っていました。

 

検察庁って、木村拓哉が主演した『HERO』のイメージしかなく…

でも、あのドラマのお陰か

緊張や怖さもありながらも、

ドキドキや好奇心がわいてしまうという不思議も体感。

 

 

この日も早い時間に到着。

事故以降、時間の感覚がかなり変わりました。

 

今までは基本遅刻気味な、

ADHDでよく言われる、時間が飛んでいって気づけばギリギリで焦るタイプだったのですが、

かなり段取りをしたり、時間を前倒して動くようになりました。

 

 

検察庁では、駐車場へ車を停める時も警備員の方と一言交わし、その後受付をしたのち、持ち物検査を受けました。

カバンの中の物を一度全て出し、ポケットの中も出し、受付の警備員の方の確認後、許可されれば、そこを通過しひとつ中にあるソファーで待ちます。

 

約束をしている担当の検察官が来てくれるのを5分程待ちました。

 

担当者の苗字は記載されていましたが、

勝手な思い込みで男性だと思っていたのですが、

迎えにきてくださった担当検察官は女性の方でした。

 

エレベーターで上へ。

その方のお部屋へ。

どうも、もうおひとり男性検察官のデスクもあるようで、仕切られただけの、声は丸聞こえの構造でした。

(私が部屋に滞在している間に、交通関係で来られた他の女性の方とその男性検察官が話す声などは筒抜けでした。ここに記録するのは遠慮しますが、こういう経験をする人もたくさんいるのかもしれないなと、知らなかった世界を垣間見た気がしました。)

 

そこで、警察から送られてきた調書をもとに、事情聴取が行われました。現在、被害者の方々との示談交渉がどのようになっているのか等も確認されました。

 

内容に間違いがないかどうかの確認がされ、

そこで私がしゃべった内容が、また文字にされていきます。

読み合わせを行い、起訴されるか、不起訴となるかが決まるようです。

 

起訴されれば、裁判所で簡易裁判が行われ、おそらくなにかしらの処罰がくるのだと思います。


結果的には不起訴となったのでしょう。

通知がくることはありませんでした。

(この、不起訴となりましたという通知が来ないこと、これが心地が悪かったです。

どこで終わりにしたらいいのか。終わりと勝手に思っていて、また連絡がくるのではないかとか、知らないからこその恐れが付きまといました。)

 

検察官の方との時間は、

本当に淡々とした時間でした。

が、警察署で感じた強さや強制感はなく

女性だからなのか、その方が持っている人間性か、

(私は後者だと感じていますが)

大きな器で、受け止めていただけたと感じる時間でした。

 

警察から来ている調書の中で、私と読み合わせをしたものではない調書に

1か所事実と違う箇所があったため

それについても伝えさせてもらい、訂正の申し入れを受け入れてもらいました。

 

また、調書にされていなかった、私自身の感覚の話がまた世間話のようにでてしまったのですが、

(こういう所なんでしょうね…私の世間とズレてる所…。真実なんで、何気なく、当たり前に口にしてしまう…。今回のことを通して、私はこういう自分が好きだし、これが私の真実だし、仕方ないと開き直るに至りました。)

 

なんとこの検察官の方は、その感覚の話を上手に言語化して残してしまいました。

 

喋ったことが全て残されるわけではなさそうですし、

私は残してほしくて喋ったのでもないんです。

ただ、私の真実を、伝えたかっただけで…。

 

カチカチな文章の中に、少しフワッとした見えない感覚の話が入っているのを

読み合わせで聞いたときに、正直少し違和感は感じましたが、

それが私の真実に近づいたことであったし、

その検察官の方の選択を嬉しく思ったので、

消してもらうことはせず、書いてくださったままに、それでいいですと返事をして判をつきました。

 

デスクには、彼女のこどもさんが書いたお手紙がはさんであって。

この方はどんな想いで、志で、このお仕事に就かれているんだろうと

そんなことを思ったりもしながら、

でも緊張は極度で、いつでも泣けるくらい緊張していたし、

手汗、わき汗がひどかったし、

でもどこかで木村拓哉を思っている自分もいて

本当に不思議な精神状態でした。

 

いろんな方の背景や、

そこに至るまでの人生を思うと

(本当に今回の事故を通してずっとなのですが)

わたしは生かされているということや

いろんな方の想い、努力、みている世界など

いろんなものを感じてはハッとすることの連続でした。

 

検察庁での時間で記憶に残っていることが数点あります。

それは、

・私の感覚の話を情報として残してくださったこと。これは、本当に大きなことだと感じ取りました。それを彼女が見せてくださった。時代は変わっていくんだなと、感じさせてもらいました。

 

・私のその感覚についても踏まえて、今後のことを丁寧に伝えてくださったこと。

「今回の事故で意識消失が疑われ、それを払拭できていない現状なので、この後同じような事故を意識消失して起こしてしまった場合は、今回のような流れで終わらず、おそらく実際の裁判になります。それがずっとこれから先ついてまわるので、今までよりも厳しい状況にいるとも言えます。

自分がそういう状態に置かれているということをよく理解してもらって、車にはなるべく乗らないですむなら乗らないとか、運転してもらえるなら人にしてもらうとか、よく考えてみてください。

また、身体の感覚で、何かおかしいなど感じることがあるのであれば、その時にどう対応したらいいのか、自分が実際にどんな対応をしたかをきちんと説明できるようにしていってください。事故につながらないための対応でもあり、何かあったときには証言できることになりますから。」

 

・最後にこれを伝えられた時には、涙があふれて止まりませんでした。

「おそらく不起訴になると思います。確定ではないのですが。

被害者のおふたりも、山本さんが事故当初から本当に真摯に対応をしてくださったとおっしゃっていて、不起訴にしてあげてくださいと言われています。」

 

 

とても人間味を感じて、不思議な気持ちになりました。

 

論理で合理的に処理していく世界だと感じて

本当に嫌な想いをしながらも

 

自分を整えながら、おおもとに還りながら過ごしてきました。

 

最後に、この女性の検察官の方に

どちらもがある対応をしていただいて

安心したというか、

律して、頑張って正しくあろうとしてきてよかったと本当にありがたく感じました。

 

 

保険会社の方とも何度も連絡を取らせていただいて

自分の不安も聞いていただき、

私がもっていない知識をたくさん教えていただいたり

 

被害者の方の心配や悩み、状況も出来る限り教えていただいたりして。

全てが終わったとLINEから連絡をいただいたときには嬉しくて感謝でいっぱいで、お礼の電話をかけさせていただきました。


最後、保険会社から送ってくださった書類には手書きで想いを書いてくださっていて、またありがたく感じました。

 

全部、もうありのままに全出ししてきて

そのせいで大変な流れになった部分もあったけど、

みなさんといろんなやりとりをさせていただきながら

いろんな気持ちを受けわたしし合って来られて、

おかげさまで終わらせていただきました。

 

もちろん事故はないに越したことがないので、

本当に、日々の健康管理にも今まで以上に気を遣うようになりました。

自分の体のちょっとした変化にも、

きちんと目をむけ、耳をすまし、意識してすごすようにしています。

(できないこともあるんですけど…)

 

そして、自分の不必要な想いは手放していっています。

意図は叶います。

自分が意図したようになっていく。

だからこそ、無意識にしている望ましくない意図や

自分にとっての不都合な意図は手放す必要がある。

それも実感できて軽くなりました。

 

今回で事故の細かな描写の記事はこれで終わりです。長々とお付き合いいただいたみなさま、ありがとうございました。


みなさまも、くれぐれも安全に。

暑くなり体調の不調も出やすい時期かと思いますので、ご自愛くださいませ。


内側を感じる生活をしていきましょうね。