こんにちは

ラマトの森 山本陽子です


子どもさんの活動に関わらせていただくようになって以来、親子関係の大切さ、親の在り方の大切さ、パートナーシップの大切さを以前よりも強く感じるようになりました。


 

また、わが家の次男の不登校についても

同じように、いろんな視点で見るのですが、

私の在り方や、夫の在り方、

そして夫婦のパートナーシップ、

そして親子の関わり方、

とても大切であるということを感じています。



先日、夫が次男に向かって、

勉強の心配をして、いろんな質問をしていました。


不登校で家にいる次男は、

学校の勉強はほとんどしていません。

そんな次男に、たまに、何か溢れ出る感情が止められなくなるのか、質問をたくさんすることがあります。


最終的には、

学校にはもういかないつもりなのか?とか

アルバイトでも探せよ!とか

口調は軽い感じではありましたが、

内容が重いんだよ…

それ、必要?と思うような発言も。



もちろん

家族でも対話をします。


次男が不登校になってから、本当にいろんなことを家族でシェアし合うようになりました。


以前は、私が喋るだけ、私と子どもがコミュニケーションをとるだけ、夫とは必要なことだけが基本形、何を聞いても夫は喋らないという感じだったのが、


夫も自分の意見を言うようになったし、家族で同じ議題について話をするという機会も圧倒的に増えました。


これは、あきらかに不登校の恩恵です。



この対話を通して、いろいろ見え隠れするものがあります。特に夫の固定概念がめちゃくちゃ見える。


そして、それが、夫自身の働き方や、仕事でのストレスとリンクしていたりするのです。


分かりすぎて、たまに、それってこういうことだと思うよ、とか伝えたりもしますが、彼自身のタイミングもあるし、自分が変わる決心がつかないことには、変わりようがないですよね…。


また同じやり取りしてるわ…と思いながらも、頑張れ!と思って黙って心の中で応援してたり…。

(イラッとすることもあるけどw)


もちろん、夫を悪くいってる私自身も…

自分の課題が見えてくることがあります。

一番近い家族というところで、このように教えてもらえるのは、本当にありがたい限りです。

痛いけどありがたい。




最初に書きましたが、

もう学校に行く気はないのか?とか

中卒だと仕事困るぞ、とか

アルバイト探せよ、とか


とにかく

親心で心配からだろうし、

素直に真っ直ぐ伝えるのが苦手だから嫌味な発言になってるのも分かるんだけど、

本人も今のままでいいと思っているかどうかも分からないのに、そんな決めつけて発言されると、本人も腹が立ちますよね。


心配なのは、親自身なんですよね。

親が心配だから、

「お前、オレ心配やから、何とかして安心させてくれ!」って暗に言ってるんよね。



自分が育てている子どもが、

世間一般とは違う生活をしていることに

落ちぶれていっているように感じて、

養育者である自分がダメな気がして

心配してやっている風に見せながら、

自分の心配や不安をなんとか払拭してほしくて

息子から言葉を引き出したいと思ってる。


何か約束してくれたり

がんばる、て言ってくれたら


安心できるし

もし何か違う結果になっても

お前の責任にできるから。みたいな。




いい迷惑よ。ほんと。



自分の不安は

自分で気づいて、なんとかしてあげてよ。


親の不安まで子どもに肩代わりさせたら

それでなくても疲れて休んでる子どもは潰れるわ。

こういうことも伝えてます。

夫も徐々に気づいていってるみたいです。




どうして不安になるの?

なんで学校休んでる子どもをみたらイライラするの?

言わないって決めても、ふと気づいたら質問攻めにしてたりする…それって何でだろうね?



全部、その人の中にあるんよね。

答えは子どもに聞いても出てこない。

子どもは、その人の中にあるものを

気づかせてくれてるだけよ。

対人関係は、宝ですよ。




子どもを信じて待ってあげてほしい。


でも何もしないんじゃなくて

自分ができること

自分自身のこと

一生懸命してほしい。


家族で対話をしてほしい。


素直に語り合ってみてほしい。




うちでは、夫の、ビックリするような発言も、

お父さんとしての素直な意見として聞いて、

それぞれにどう感じるかやりとりします。


怒ることもあるし

悲しくなって落ち込むこともあるし

理解してもらえてホッとすることもある。


でも、素直に表現し合う。

それができてることが、

息子にとっても、夫にとっても、

そして私にとっても

めちゃくちゃ嬉しいこと。


もちろん夫婦間で何を大切にしたいかとか、こういう風に接したいとか、こういう表現は遠慮してほしいとかあるけど、


とにかく一個人として、素直なやりとりができることが、何よりも大切よ。



で、基本形はやはり

各個人が自分に素直に、一生懸命であること。

です!!