24時間眠らずにすごした翌日、その眠気と、15時と19時にとった2時間仮眠の効果を超短縮睡眠-覚醒スケジュールでしらべた研究がある。
超短縮睡眠-覚醒スケジュールとは、7分間の睡眠期と22分間の覚醒期をセットにしてくりかえし測定し、睡眠期にあらわれた睡眠時間の推移から、いろいろな時間帯の睡眠の発生確率をしらべる方法である。
眠いときには、睡眠期の大部分を睡眠が占める。
眠くないときは、ほとんど眠ることはない。
断眠で睡眠圧が高まっているので、この実験では7分間ベッドに横になるが、眠らないように指示される覚醒維持法が用いられている。
仮眠の効率は、15時のほうが、断眠時間の長い19時よりも高く、睡眠慣性も弱い。
15時は眠気の第ニゲートに相当し、日中でもっとも眠い時間帯である。
一方、19時からおよそ2時間は睡眠禁止帯とよばれ、もっとも眠りにくい時間帯である。
超短縮睡眠-覚醒スケジュールでしらべると、この時間帯は7分の睡眠期でほとんど眠ることはなく、眠ってもごくわずかで目がさあてしまう。
断眠後の仮眠でも、眠りやすい時間帯にとるほうが効果的であることがわかる。