プラモできると思うねん! エアフィックス 1/48 E.E.ライトニング F1A | プラモデルの工具・材料のセレクトショップ アイテムクラフト item-Craft

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「ピーーーーーー、ピピッ」

レーザーポインターでおでこを狙われ、

瞬時に「36度2分です」

本日、無事にインフルエンザ予防接種が終わった

斑ニャンコです。

 

久々にブログを書こうかな?と約2ヶ月。光陰矢の如し。

 

毎年10月にろうがんず杯に作品を出させていただいていますが、毎回懲りずに新しいことにチャレンジして消耗。

 

今年は何に消耗したかと言いますと、銀塗装。

 

そもそもプラモデルのパッケージだけを見て

「ええやん!イワシ明太みたい」

で購入したライトニング。

 

イワシの青魚感を醸すべく、ギラギラした銀に塗りたい!と

主宰に相談したところ、「ここぞ」とばかりにえらいバブリーな煌めく銀塗料を出してきたっ!

(いくら秘書とはいえ、ちゃんとニコニコ現金払いで買い物をします)

なので、このバブリーな煌めく銀塗料も大枚を叩き、購入です。

 

表面をツヤツヤに磨いてこの銀を吹くと、鏡のようになるそうで、表面をテカテカに磨いて銀塗装。とてもキレイに吹けたので、安心して剥き身のまま乾燥。

すると銀の表面に無限に群がるホコリ・・・

 

ホコリで表面がプツプツしているのでヤスリをかけて、また塗装。今後こそ!と思うが、どこからともなくホコリ・・・

 

磨く⇨銀塗装⇨ホコリのスパイラルが続き、地面スレッスレのモチベーションを維持しながら、なんとか完成。

 

少し乾燥して、デカール貼りましょうと思った矢先、この夏の猛暑で創作意欲が熱中症に・・・

 

暫しの時間を挟み、じっくり乾燥出来たことを見計らい、デカール貼りに着手。

 

指紋がついてはいけないと思い、ピッタリビニール手袋を何故か300枚入りを購入し、装着。そしてイワシ明太にデカールを貼り始めたところ、触る場所場所に指紋が・・・

 

「イワシはこの猛暑の中、しっかり乾燥してたんじゃんないのか、おいっ!」

 

後で思えば、あの猛暑の中でのイワシを触っていた自分の手の温度は如何に?

 

うにゃ〜〜〜また指紋ついた〜、ここにも指紋〜〜〜

鑑識が喜ぶほどイワシに指紋がぁぁぁぁぁ〜

 

イワシの指紋跡を擦り、銀塗装、擦っては銀塗装・・・

 

「空気中を飛んでたら、銀は錆びるでしょ?キラキラじゃなくてもいいかも!」

自分を奮い立たせる変な言い訳ばかり考えて、ひたすらイワシと格闘

カジキマグロなんて比じゃないぐらいの長時間を格闘し、釣り人・斑ニャンコは消耗する日々を・・・

 

で、展示についてはカジキマグロを上回るイワシ明太だけ「ポンっ」じゃ、つまんないなぁ〜と思い、色々な雑誌を読みあさっていたら、模型屋の店頭に「このプラモデルは作るとこんなんですよ〜」のとても分かりやすいディスプレイが置いてある写真が目に飛び込んできて、一目で「これだ!」と。

 

どんなのが出来るか分かると、素人にはありがたい・・・と思うのと、じゃ、このイワシ明太をどうすれば「買ってみよう!」と思ってもらえるのか、そこにポイントを置いて、ディスプレイ案を練り練り練り練り・・・

 

もともと「乗り飛」なので、基本飛んでいる模型作りを目指しているので、ディスプレイも飛ばしたい。

そして動きのあるディスプレイにしたいと思い、タミヤのライトニングで遠くに飛んでいる風景を再現。

 

しかしこのイワシ明太、過去に作った飛行機と異なり、縦楕円のフォルムでなかなか固定することが難しく、ほにゃほにゃほにゃ・・・と思っていたところ、ネオジム磁石でガッチリ固定すれば、なんとか浮くのでは!と

早速、2個の磁石を仕込み・固定し、耐久性を確認したところ、約1時間後、

「ゴロリ」

ちょっと〜〜〜何、今の鈍いゴロリはっ!

イワシ明太、真っ白に力尽きる・・・

 

ええい、磁石3個で再チャレンジ!

すると5日経っても立派なイワシ明太が浮遊していました。

こうやってディスプレイ案を確認しつつ、イワシの指紋もいつの日か「柄」に見えるようになり、無事にたまプラーザへ搬入することが出来ました。

 

「今年は銀ですか〜頑張りましたね」と毎年、私の作品を見に来てくださる方

「この銀はどこの銀ですか?」

「バブリーな値段ですが、とても綺麗な銀になります」としか答えられないど素人感全開の応対。5年目にしても何も変わらないなぁ・・・

 

今回初の佳作と2度目のレディース賞としてこの「イワシ明太」を選んでいただいたのですが、表彰台で石坂会長から「我々の年代にはドンピシャなディスプレイ、ズルい」と言われ、大爆笑しながら握手。

 

そして壇上横の受賞者の席に着いた際、1回目に受賞された方から「同窓会のようですね」とお声かけ頂いたことは今も心に残っています。

 

この「イワシ明太」ことライトニングの作品は、来月1月19・20日(土・日)のろうがんず展で展示させていただく予定です。よろしければ、「オォ、これがカジキ超えか・・・」とご覧いただければ嬉しいです。