うちの近所の桜、
広島市の小高い山にある世界に1本しかないサクラ…。ことしも花を咲かせました。かつては島だった江波山。ここにしかない桜、ヒロシマエバヤマザクラです。樹齢はおよそ170年。昔から変わった花をつける桜があると言われていました。普通のヤマザクラより多い5枚から13枚の花びらをつけます。花から枝までの茎が長いのも特徴です。1994年、京都の桜守第16代佐野藤右衛門さんが鑑定し、全国でも類を見ない珍しい品種と分かりました。
京都の桜守 第16代佐野藤右衛門さん
「世界に一つのものが見つかったということで広島の人たちにしたら本当に大きな宝物だと思う。」
盛大な命名式が行われた「ヒロシマエバヤマザクラ」。しかし去年、姿を変えてしまいました。
江波山気象館 脇阪伯史さん
「朝、職員がですね、江波山気象館に出勤してみるとですね、いつもそこにあったエバヤマザクラの大きな木がなかったと。」
根元から2本生えていた大きな幹の、片方が折れたのです。脇阪伯史さん「倒れた後の幹などを見てみますと、少し内部が空洞ができていたというところで、弱っていた可能性もあるのかなという風な印象は受けましたけれど。」残った幹がどうなるのか。周囲は心配していましたがことしも無事花を咲かせました。しかし、例年より花の数は少ないそうです。
脇阪伯史さん
「地元の方からもですね、愛されている桜なので何とか少しづつ元気を取り戻して、また以前のように多くの花をつけてくれればうれしいなというふうには思います。」
以前のブログにも書きましたけれど、
1本折れてしまったので心配でしたが
良かったです🌸
https://ameblo.jp/itchoku/entry-12715719052.html