知事選裏金問題に
終止符を打った県議会ですが、

その同じ日に密かにもう1つ重要なことがありました。


「特別職の職員等の給与、旅費及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案」

という議員提出案件が可決されました。


我々つばさは反対しましたけどね。。。


これは、今まで本会議や委員会などに
支払われていた費用弁償が、

新たに12の会議などに対しても
支払われるようにするものです。

この12の会議は議会活動として必要なものなので、
これらに支払われるようになるのは賛成です。


で、反対したのは何故かと言いますと、

6月3日のブログにも書きましたが、

支払われる中身の「実費+3000円」の
3000円に反対なのです。

ですので反対させていただきました。

もちろん、その他の議員は
全員賛成なので可決されましたけど。


これは県議会の中の
「議会改革推進委員会」
というところで決められたことです。


この委員会は大会派のみで構成されていて、
我々のような少数会派には発言権がありません。

議会改革とは名ばかりで、
改革は全く進んでいません。

少数会派や新人議員など、
改革に意欲的な議員が入れない、

今までのままでいいと思っているような
保守的な会派だけの「議会改革推進委員会」

では全く意味がありません。


まだまだ微力で、県民の皆さんの声を
議会に反映させることが満足にできてませんが、

ダメなものにはダメ!と、
訴え続けていきます。


ってことで、先日の知事選裏金問題の総括を
議長が読み上げるときに、議場を退席しました。


事前に配布されたこの文章を見て
怒り心頭の我々つばさの2人は、

このまま議場にいては、
その総括に賛成したことになるので

どうしようかと考えました。


議会で多数決で決まったことならまだ許せるが、

議長が決めた弁護士委託からのこの一連の流れは、
「知事問題を終わらせるためのアリバイ作り

だとしか思えませんので、
議長に対する抗議の意味でも退席させていただきました。

こんな県議会なら、

いっそのこと衆議院とともに
一緒に解散総選挙させたほうがいいのでは?