さて、この定例会、
色々と発言させてもらいました
おかしなことが、
たくさんあったので
まずは、定例会の開会日、
２月２０日に知事が発表した、
「知事説明要旨」
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/19/gikaisetumeiyoushi260220.html
その中で、「不妊治療費の拡充を図る」
と書かれていました。
そのために、マスコミも
これを報道。
「不妊治療も応援」と書かれていますが、
実際のところ、広島県は
何もしていません
マスコミの方々は騙されています・・・
開会前の２月１７日の記者会見でも
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kishakaiken/kaiken260217.html
知事は、
「それから不妊ですね。不妊というのも，これも子どもを作りたいという明らかな意思があるにも関わらず，できないということなわけですけれども，そこをできるだけそういった状況を解決できるものは，より応援をしていきたいというようなところがあります。」
と語られてますが、
実際は何もしていません
騙されています・・・
ということで、
予算特別委員会にて、
発言する機会があったので、
そこで追及することにしました
2日間、質問したのですが、
http://www.chuukei.pref.hiroshima.lg.jp/rokuga/1403.htm
簡単に言えば、
「広島県は不妊治療への支援を拡充した」
と言われているが、
これは大ウソで、
なぜなら、この不妊治療への助成費制度は
国が決めている制度です。
その制度変更のことは、
このブログでも、以前、取り上げました
（不妊治療への助成が、どんどん縮小されている。。。）
http://ameblo.jp/itchoku/entry-11596717171.html
なのに、何故か広島県は、
この制度を、広島県がしましたと
言っています
これは、国が決めて、
国が全てお金を出している制度で、
広島県は、お金も口も出していません
これが、まず１つ目のウソです
２つ目のウソは、
この制度変更が、
どうみても拡充ではないこと
確かに、年間の回数は増えるかもしれないが、
年齢制限が今までなかったのに、
４２歳以下に限定されますし、
通算回数も今まで１０回だったのが、
３９歳以下・・・６回
４０歳以上～４２歳以下・・・３回
４２歳以上・・・０回
というように、全て減らされており、
明らかな縮小・削減です
しかし、国はこのことを、
拡充と呼んでいます・・・
厚生労働省の担当の方に
会って話を聞いたときも、
そう言われてました
そして、広島県も湯崎知事も、
同じことを言われてます
国の言われるがままに
何も疑いもせず、
むしろ拡充の手柄を
横取りするつもりだったのか・・・
僕がこれをバラさなければ、
ずっと言ってたのでしょう
ちなみに、この件で、
他の知事はどう言っているかというと、
鳥取県の場合は、
国の方針について、
「一見合理的だが、回数も最大10回から６回に減らされ撤退モード」
と疑問視。
http://www.nnn.co.jp/news/140301/20140301001.html
と言われており、
しかも、
鳥取県が、独自にお金を出して、
国が削った、年齢や回数を
助成するようです
これが、本当の拡充ってやつですね
また、富山県も同様に
独自に拡充させていますし、
三重県や福井県も独自財源で、
男性不妊にも助成するようです
（男性の不妊治療に福井県が助成金 単独で全国初、予算に計上）
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/medical/48987.html
広島県は、これらの県のように、
独自でお金を出していないのにも関わらず、
「拡充」と言っています・・・
そのことが許せなかったんです
委員会の最後に、
僕が怒りを込めて
追及ばっかりしてても、
知事は、支援しようという気にならない
かもしれないので、
このブログに寄せられた
コメントを紹介し、
不妊治療がどれだけ苦しいか、
不妊治療に対する支援がどれだけ出来ていないか、
それを聞いてもらいました
今後、広島県が、
考え直してくれればいいが・・・
ということで、予算特別委員会での
僕の発言の報告は以上です
ちなみに、この予算特別委員会は、
唯一、テレビで放映されていて、
僕の発言も、結構多くの方が
見られてたようで、
次の日以降、
「見たよ」
って声かけられます
やっぱりテレビって凄いんだな～
それから、この定例会では、
不妊治療以外でも
広島県のおかしいとこが多々あり、
色々と反対したので、
それもまたご報告しますね～