土曜日の新聞にも載ってましたが、
先週、議員定数等調査特別委員会があり、

委員会としての案が決定しました。

次期広島県議会は定数2減
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201309210048.html





まず、その前に現在の定数はというと

この図のように、
66名となっております


問題になっているのは、

安佐南区と江田島市を比べたときの
「1票の格差」がどんどん広がっていること


今の定数になったのは、
僕が議員になる前の

平成18年度に決定したもので、
そのときの内容は→こちら


このときに、安佐南区の定数を
1つ増やすのを見送ったため、

今回は、まず安佐南区は1つ増やし、
「1票の格差」を少なくさせることが目的でした。


それから、総定数は減らすことが決まり、
さらに、選挙区の合区をしないことも決まり、

このように、
↓ ↓ ↓


尾道市、呉市、福山市を減らし、
定数64名となりました



もし、僕がこの委員会にいたら大反対でしたね
(少数会派は入れませんでした


ほら~、大きな会派に入らないから
そんなことになるんだ~

って言われそうですが、
たぶん、大きな会派にいても僕の意見は
受け入れられないでしょうから一緒のことです





ちなみに、僕の案はこんな感じ



その理由としては、

この委員会の中で決められたのは、

・合区をしない
・定数を減らす
・格差を減らす


の3つの条件であり、

江田島市との格差が
2.162倍を超えないよう、

各選挙区に当てはめていけば、
答えは1つしかありません


呉市…1名減
尾道市…1名減
安芸郡…1名減
福山市…3名減
安佐南区…1名増

トータル5名が削減でき、
定数61名ってことになります


このように、人口だけで定数を決めるのならば、
簡単に数字は出てくるのですが、

今回の委員会では、
なんか、よく分からない理由で
64名ってことになりました



ただ、行政を監視する役割の
議員が少なくなるのは、
良いことではないんだろうけどなぁ~



以前のブログにも書いてますが、


・定数を増やして、報酬を下げる
“ボランティア議員”

または、

・定数を減らして、副業を禁止する
“専業議員”

のどちらかがいいと思っています




ちなみに、この定数2名削減の案は、
委員17名中、反対は3名だけ・・・

これから本会議に提出され、そこでも採決がありますが、
委員会同様に、賛成多数で可決の見込みです…