6月定例会最終日に可決された、
議員報酬の削減率縮小案。
今まで、議員報酬は7.5%カットされてましたが、
今回で5%カットになり、
実質、報酬アップです
僕はもちろん反対しましたが、
・自民会議(27人)
・民主県政会(16人)
・自民党良政会(2人)
のいわゆる知事与党の3党が
提出しまして、
議会の3分の2を占めている勢力ですので
簡単に通ってしまいます。
他に賛成した、
・前進(1人)
・自民さくら会(1人)
も合わせて、圧倒的多数。
実は、平成21年の12月議会で、
12.5%から7.5%が可決
されたとき、
反対していた議員のうち10人が、
上の最大会派に移籍し、今回は賛成しています。
この1年半で財政状況が良くなったわけでもないのに。。。
こっちの10人が
あっちに移れば、
20人の差になり、
もう圧勝です。
僕(つばさ)の他に、
反対したのは、
・自民議員会(7人)
・自民広志会(3人)
・共産党(1人)
・こころざし(1人)
↑
正木篤さん
これらは現状維持の7.5%を主張。
公明党は20%カットを求めました。
賛成派の意見は、
「約13年間削減してきた。さらに4年間継続することや(16都府県議会が削減していない)全国の状況を勘案すれば妥当だ。」
僕の思いとしては、
カットはあくまでも、緊急的な対策。
これを13年間もするのであれば、
カットではなく、議員報酬そのものの額が
妥当であるかどうかを議論すべきときでは。
過去何年間削減しようが、
今の財政が厳しいのであれば、
それに対処しなければならない。
他の議会がカットしていなくても、
自分のとこが厳しいのであれば、
それに対処しなければならない。
過去も、他も、関係ない。
今と、広島県が、どうなのか。
正直、僕が議員になったときから、
12.5%カットになっているので、
削られている痛みは分かりません。
13年前を知っている、
5期目以上の方々にとっては、
つらいのかもしれません。
だからこそ、今こそ、
議員報酬がいくらが妥当なのかを議論すべきときです。
それには、議員定数も議論すべきであるし、
第2の報酬と言われている、政務調査費や費用弁償、
議会内のことで言えば、
議会の通年化や
土日議会、夜間議会。
それらをも含めて、
広島県議会がどうあるべきか、
広島県議会議員がどうあるべきか、
トータルで考えなければいけないと思いますが。。。
正木さんには厳しくしてますが、
自分たちには甘い議会ではいけません
新聞各社も厳しく書いていましたね