好きなことを仕事にして生活できたら素敵だなと思う。
自分は元々ゲーム好きというところがあって、将来はゲーム会社に入りたかったりしたんですが、就職活動でことごとく蹴られ、今の会社に勤め似たような職種としてプログラマをやっていたりするわけですが、結果論から言えばこれはこれでよかったんじゃないかと思ってたりもするわけです。
自分としては、好きなものが社会人になってから見つかったって感じだからです。
好きのレベルがそんなもんだった
まぁ、ゲーム好きっていってもよくある子供のころにゲームのハードもってたからよく遊んでましたってレベルで、「俺ならこんなゲーム作るのに」とかって妄想を抱いていたようなもんだったわけですよ。
子供のころの付き合いのレベルで言えば、俺はあいつより高得点が出せるとか、隠れ技を知っているとかのもんで、その範囲で自分のやりこみレベルが高いと勘違いして好きなんだって思い込みをしていたわけですが、いざ就職活動して説明会とかに集まったライバルの多さや募集要項を見てみると自分にない高いスキルレベルを求められているわけで、そこで現実を知ったわけです。
プログラマとして応募したのに大学時代にろくにプログラミングをしてこなかったから当然そういった競争社会で勝ち抜く術もなく「他の人にはない観察眼を持ってます」とか「周りにないアイデアの出すことができます」とかスキルがない故の恥ずかしい言葉を並べて何とか背伸びしようとしていたんですけど当たり前に受け入れてくれるところもなく。
で、今の会社に応募したらあっさり採用されたんでプログラマとしての人生を始められたわけですが、最初は仕事に対してモチベーションとか全く無かったんですけど好きとか嫌いというレベルではなくただただ必死にやってました。
恵まれた環境だったこともあり、のびのびとプログラミングを学ぶことができたおかげで作る楽しさというのを知ることができ、そこで新しい好きなことができたわけです。
本当に好きを貫く人ならとことん突き詰めていくところが、自分では勘違いしていた好きというレベル感の現実を知って、一気にその気持ちが萎えてしまったところがあります。
ですから「好きなことやってるだけで仕事にできるなんていいね」って思っている人でも、当人にとってはその壁を突き抜けても好きを貫き通しているわけで、相当な覚悟がないとできないんじゃないかと思うわけです。
当人はそれが好きって思っているから覚悟なんてものは感じてないんでしょうけど、例えばゲームを一日8時間プレイするのを毎日かかさずするとか、ゲームの中の敵のステータスやダンジョンのマップを全てメモするとか、隠れ技が無いか延々とやりこむとか、全ストーリーを網羅するとか、仕事同様にそれにかける時間は膨大になるわけで、そういうことができるかって言われたら自分は多分無理なような気がします。
改めて考えると今のレベルで言えばそこそこプログラミングのスキルも身についてきて、頑張ればちょっとしたゲームを作るということも可能なような気もするのですが、その気持ちも今のところ沸いてこない。
就活の時に心が折れたというのもあるかもしれませんがつまるところ、好きって言ってもそんなもんだったんだと。
好きの定義
ゲームを作りたいというのも、ゲームを通して他の人を楽しませたいとかそういった観点があったわけで、こうしたことは今やっているビジネスツールやサービスの構築においても同様のことが当てはまるということに気がつきました。
業務で困っている人がいて、それを解決することで仕事が楽になったり、仕事をするのが楽しいと思えたり、そういった観点は自分が好きと思っていたゲームを作りたいという原点の奥底にあったものだと気がついたからこそ、今の仕事を続けてられるんだと思います。
YoutubeのCMに「好きなことで生きていく」というキャッチフレーズが出てきますが、決して「Youtubeで生きていく」ということをいっているわけではありません。
あくまでYoutubeはツールでしかなくて、好きを表現する手段でしかないわけですから、そもそも好きという定義をあまり狭く限定的に考える必要はないんじゃないかと思います。
これが好きだ、これを仕事にするんだ!って気持ちは大事ですし、とことん突き進むパワーがあれば問題ないでしょうけど、そうではない場合は何でそれが好きなのかという分析をしてみれば新たな好きなことというのも見つかるかもしれません。
その好きを実現する職業は一つとも限りませんし、それを表現するサービスも決して一つではないはずで、色んな役割や立場で好きなことを実現する方法ってあるんじゃないかと思います。
とまぁ、偉そうなことをいって見ても、いくら開発業務自体が好きになったからといっても社会人の仕組みや組織としてのごたごたに辟易することも多々あって、なんかすごいアイデアが舞い降りてそれをプライベートで作った仕組みが大当たりして、一日2,3時間適当に運用するぐらいで生活費を稼げるぐらいのサービス作れないかな俺、とか思ったりしている今日この頃です。
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