ここ最近、やたらと仕事で問い合わせが入って仕事が中断に追い込まれます。
システム仕様や不具合の問合せから、それって俺の担当じゃないよというものまで。
長く一つの会社にいるとそれなりに人付き合いの範囲が広くなりますから、そういうところで頼られて「あっ。あの人に聞けばいいや」という状態になってしまいます。
頼りにされてる(利用されてる?)のはいいのですが、それによって仕事をする時間が中断されて細切れにされるとなかなか前に進んでいきません。
そこで、そういった問合せの窓口を一元化してしまって、エスカレーションしてもらうようなプロセスにすると、窓口である程度の問題を捌いてくれるので、自分に降りかかる火の粉が少なくて済みます。
ただ、ある程度付き合いのある人からは、柔軟に対応したいなどといった感情も出てきますし、周りの仕事仲間とだけの付き合いとなると、少し面白みにかけてくるところもありますし、そういった部外の人とのコミュニケーションをとることで得られる有意義な情報というものもあったりします。
今のシステムのどこが悪いとか、こういうことをやりたいんだけど有効なIT施策ってどういったものがあるかとか、ネット上ではやっているサービスの感想を聞かれたり、そういう会話が息抜きになったりもします。
自分が情報システム部門というITを統制する部門にいるからこそ、そういった利用者の生の声というのは貴重な情報源となります。
部屋に閉じこもって誰とも会話しないと、果たして自分たちが作り上げたものが役に立っているかどうかもわからず、自分たちの仕事の意義というものが肌で感じ取れません。
そういう情報からモチベーションにつながったりもするでしょう。
そういった、自分の仕事に集中できる時間を持ちたいという感情と相反する、人とコミュニケーションする時間をとるために致し方なく自分の時間を割かなくてはならないという思いが出てきます。
そして、一線を越えて手厚いサポートをしてしまった相手にはなかなか次回から、問合せはこういうプロセスになっていますからまずはここを通してください、と冷淡に伝えることも難しくなってきたりします。
おそらくそういう一線を越えた人に対しては、その後もずっとそういう対応をし続けなければならないという覚悟が必要になってきます。そのときはそんなこと考えたりもしませんけど。
相手も相手で、前がよかったから今回もよいだろうとメールをよこしてきたりもします。
低姿勢に問い合わせてくることが多く、それがなおさら冷淡に断れない感情を生み出す要因になったりしますが。
ただ、冷静に考えればそういった周りから頼りにされるというのは、個人の評価に反映されるものでもありません。
その人が会社の業績を大きく左右するような人であれば、それを助ける仕事に意味が出てくるかもしれませんけど、こういう問合せの対応をしましたといったところで、それは本来やるべきチームが存在するから、自分の判断で勝手にやったことでしょ、となってしまいます。
仕事に集中する時間を確保するために、如何に自分の時間をとられる要因を排除するか。
突き詰めれば、何に時間を費やすべきか考えるということになってくるのだな、と感じます。