現在の2GBから10月中に4GB、年明けには6GBに増量か / @IT
2038年にメールという通信手段が存在しているのか!?というツッコミは置いておいて、それにしても凄い容量のストレージ
をGoogleは抱えているようですね。
一人4GB。
で、気になるのがアカウント数ですが、今年の7月の記事になりますが同じく@ITに
Gmailは現在1億アカウント、1日数百万ペースで増加 / @IT
という記事がありました。
1億 × 4GBです。
つまり、4億GB(ギガバイト)。
読み方かえると、40万TB(テラバイト)。
スッキリ読むと、400PB(ペタバイト)。
新聞(朝刊)の文字数は、約25万文字だそうです。
メールと同じJISコード(ISO-2022-JP)にエンコードすると、データ量は50万バイトです。
GMailが一人あたりに割り当てている容量は、4GBなので新聞約8000日(21年)分です。
全体の400PBという容量になったら・・・4GBの1億倍なので・・・21億年分!?
地球が無くなってますね・・・。
もちろん、現時点でGoogleが400PB分のストレージを確保しているとは思えません。
GMailのアカウントの大部分は、割り当てられている容量をほとんど使っていないでしょうから。
私は、Yahooのメールを利用していますが、1GB与えられた容量のうち、使用しているのは100MBもありません。
メールは毎日数十通は届きますが、大部分は読み終えると削除してしまいますので。
そもそも、メールだけで4GBを使い切るのが難しい。
仮に1億あるアカウントのメールボックスの容量が平均で100MBだったとしたら、全体で使用されている容量は10PBです。
日々のアカウントの増加を考慮すると、これよりは全然余裕をもって容量を確保しているでしょうけど、恐らく全アカウントのメールボックスの容量が一斉に10倍になったら、Googleも少し焦るのだと思います。
これらデータについては、一つのストレージにデータが格納されているわけではなく、PCと同じ小さな単位(といっても数百GBはあるでしょうけど)のHDD
に分散させて格納されているはずです。
仮に、1つのHDDが500GBだったとして、4本のHDDでRAID6で組まれたストレージに入れているとすると、400PBを確保するには・・・。
HDD32万本!?
日々のアカウントの増分やHDDの故障を考えると、毎日毎日HDDをひたすらガッチャガッチャ抜き差ししているバイトの人がいるのかもしれませんね。