チケット駆動開発 … ITpro Challenge のライトニングトーク (4) @ まちゅダイアリー
Tracの具体的な活用方法が紹介されています。
主にプログラマー同士でのチケットのやり取り着いての言及にはなりますが、開発における一連のタスク単位(ファイル別であったり、モジュール・クラス別であったり・・・)を、全てTrac上にチケットとして登録してしまい、担当者を割り振って明確化、そのタスクが完了するとチケットの状態も完了にするという一連のルールを徹底してし開発しようと言うもの。
チケットの状態と開発の状態をイコールにさせる事で、わざわざ担当者に確認しなくてもTrac上で管理が行えるようになります。
時間が無い開発者同士のコミュニケーションを円滑化する、また双方の認識のずれをなくすためのTrac活用事例ですね。
Tracってできる事はシンプルなんですが、シンプル故にできる範囲が幅広いのでこういったルール作りをする事の方が、単に使用することよりずっと重要です。
チケット・マイルストンの粒度はどのレベルで登録していくのかとか、コンポーネントやチケットの分類はどのような単位で登録し、それらはチケットとどのような関連性を持たせるのかとか。
後は、今回の紹介のようにTracを使う対象者はどのような役割の人がいて、その中でチケットはどのようなフローで流れていくのか。
そういったルールを徹底的に作っておく事がTracをうまく利用して業務を効率化するポイントなんだと思います。
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