きり(切り)、つまり区切りや切れ目の事ですが仕事においてこの「きり」というものはなかなか付けにくい場合があります。
システムエンジニアのお仕事をしている上で、この「きり」をどこで付けるのかよく悩まされます。
システムの開発なんて一朝にしてできるものでもありませんので長い日数をかけて少しずつつ開発を進めていく事になります。
出来合いのものを組み立てていくだけなら、今日はここまで次は・・・と言う風に計画も立てやすいのでしょうけど、システムの開発においてはフレームワークや共通のモジュールなどを予め用意し作業を簡略化することはできるものの、ビジネスロジックにおいてはほぼ一からの構築となるわけです。
そうする時に、一日中あるロジックの開発に取り組んでいるとそのロジックが完成するまで作業が終えられないという状況に陥ったりします。
その作業に夢中になって時間を忘れてたり、ここでやめると明日にはこのロジックを忘れてるかも(※)・・・なんて理由は色々あるわけですが、どこかできりをつけなければもちろん体が持たないわけで、定時前後から必死に今日はここまでという中間ポイントを探ろうとしたりします。
※ おバカな理由ですが結構遭遇する事があります。
プログラムを書くとはいえ、所詮は頭でロジックをある程度練りこんで言語化するわけですから、寝る事によって
揮発性メモリの用にスコンとロジックが飛んだりする恐れを抱きます。
この「きり」がよいポイントをうまく見つけられるようになるにもそれなりの経験が必要になってきます。
「きり」が付けやすいシステム開発とは、システムの設計が細分化されているということになります。
予め設計段階から、この開発の仕事がうまくいくかどうかが決まってくるわけです。
まぁ、そもそもある程度の細分化ができないと「○日~×日 プログラム開発」なんて物凄く漠然としたスケジュールができてしまい、このようなスケジュールと言うものはオンスケジュールなのか遅れているのか詳細がつかみにくい事もあり、得てしてうまくいきません。
毎日をきりよく終わらせるためには、1日の作業時間とそのボリュームがほぼ均等になるように、設計しておく事です。
が、そうは言ってもうまくいかない日はいきません。
バグが見つかったり、環境のせいか挙動が異なってきたり、他のプロジェクトメンバーのヘルプにまわされたり・・・などなど。
バグが見つかるなんて事はよくある事ですが、長時間労働して頭が働かない状態になると簡単なロジックミスも気がつかなくなってしまいます。
こういったときは、第3者に見てもらったりするとあっけなく発見されたりするわけですが周りに頼めない状況だったり、一人で取り組んでたりする場合は、それも一つのきりとして私は諦めて帰ります。
1日休んでプログラムを見直してみると、その単純なミスにあっけなく気づいたり。
きりをつけて仕事をすると言う事は、健全な業務サイクルを維持するという事になりますので、自分なりのきりの付け方と言うものを身に付けておく事は重要な事だと思います。
自分なりのきりの付け方、業務を終わらせる判断のポイントはもっていますでしょうか?
