ソーシャルブックマークとは、簡単に言えばWeb上に登録するブックマークの事です。
何故、ブラウザについているブックマーク(お気に入り)ではなく、このソーシャルブックマークが人気なのか、そのメリットをあげてみると
・ Web上に登録しているため何時でもどこからでもお気に入りのサイトの一覧を表示できる
・ 不特定多数の人とお気に入りのサイトを共有できる
(自分のお気に入りを他人に公開できる、他人のお気に入りを覗くことができる)
・ 個々のお気に入りを集約してサイトの人気を判断するので、SEO対策などの影響を受けることなく
サイトの人気が把握できる
・ タグをつける事で簡単にお気に入りのサイトを整理できる
・ (利用によっては)自分のサイトの人気(ブックマーク数)が分かる
・ タグを見る事で今の流行を把握できる(タグクラウド )
などがあります。
私自身は、「はてなブックマーク 」を使っています。
だいぶ前にユーザー登録して満足してしまっていたんですが、最近色々な情報を取得していく内に、情報の整理が追いつかなくなってきて、このソーシャルブックマークを思い出しました。
ブラウザのお気に入りを利用してもいいのですが、整理がフォルダごとになるために整理しづらい場合があります。
例えば、「Web2.0 」なんてフォルダを作って入れていっても、その中には「Ajax 」に関連する技術的なサイトもあれば、「Google Spreadsheet」のようなそのサービスに関連するブックマークがあったりします。
こうした特性が異なるサイトが混在してしまうと次に利用するときに見つけにくくなりますよね。
ある時に「Javascript」なんて切り口で過去に付けたブックマークを見つけたい場合もありますし。
ソーシャルブックマークであれば、複数のタグをブックマークに紐付ける事ができるので「Web2.0」「Ajax」「Javascript」などのタグをそのサイトに付けて整理しておく事ができます。
こうする事で、後で「Web2.0」という言葉でも「Ajax」「Javascript」という言葉でもそのブックマークを見つけることができるわけです。
こうした整理の容易さもあり、とりあえず気になるサイトはどんどんソーシャルブックマークに登録すると言う事が可能になります。
RSS リーダーで情報を取得していて、複数の気になる情報があったものの今は読む時間がない。
そのままにしておくと古い情報として埋もれてしまう事があるので、とりあえずソーシャルブックマークに登録なんてしておくと便利です。
こういうのって、個人で使うより業務用途で使った方が効果がありそうな気がしますけどね。
サイトのブックマークだけでなく、イントラネット内の情報や共有フォルダに置いたファイルのパスとか。