ユーザーのわがままと情報システム部門のわがまま に書いたことですが、情報システム部門のお客さんというのは、主に社内の人間になります。
この記事内で書いたように、あれこれ言ってくる「わがまま」への対応と、自分たち情報システム部門の「わがまま」を通すためには、お互い険悪な関係を築くというわけにはいきません。これは、どの部門であろうとどんな仕事をしてようとも同じ事が言えると思います。
私が勤める情報システム部門は非常に雑多な仕事をする事が多いですので(「社内情報システム部門のお仕事 」参照)他部門の人とできるだけコミュニケーションを取っておいた方が事が運びやすくなります。
コミュニケーションには色々方法がありますので、自分なりの付き合い方というものを身に着けておくことが重要となります。
飲みに行くのもいいでしょうし、廊下で雑談もいいでしょうし。
(雑談に関する本として、以前に記事に書いた「雑談力 」も参照してみてください)
何らかの形で自分の名前と顔を一致してもらっていれば、何か再び仕事の依頼がきたときに融通を利かせることができたりします。
「顔の広さ」というのは結構重要です。
ある意味、打算的なところがあったりもするのですが、そこからそれ以上の関係を築く事ができれば、自分の人生にプラスになる部分もあるでしょう。
私自身が、他部門と顔を合わせる機会が多い(システム構築において要件定義から設計、プログラミングなど広い範囲で担当させてもらえたり、人数が足りないせいもありサポート業務などその他の業務に携わる事ができるケースがあったり)という理由もありますが、そのような環境にいなくともできるだけユーザーの「顔」というのは覚えている、覚えられている方が直接的な声を届けたり届けてもらったりする事ができやすくなり、それが仕事に
おいてもやり易さというものにつながっていくかと思います。
最近、あるシステムを運営している担当者の人と麻雀をしたりする機会があったんですが
麻雀なんて学生のころ以来で、でもそんな知識も役立つものなんだなぁと感じたりしました。
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