多角化と専門化 | A Day In The Boy's Life

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とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

社内情報システム部門のお仕事 でも書いたように、私の所属している部門は非常に

雑多な業務を行っています。

私は、社内システムの開発、サーバーの運用保守をメインにはしているもののそれに

割く時間は、それほど多くありません。


本日も、それが中断されました。

もっとも多い中断の理由が社員からのサポートの依頼です。


部内にはサポートの専属チームが存在します。

しかし、それほど人数が多いわけではなく、また社員は一度サポートを行ってくれた

人に直撃で依頼をかけてきたりします。

(これではサポート窓口の意味があまりないわけですが・・・)

また、依頼の事項が自分が開発しているシステムの事についてならまだ仕方が

ありませんが、本日のそれはその依頼人が利用しているPCのことについてでした。


依頼内容は、

「PCが突然落ちました。そしてそこから起動しなくなりました。そして・・・何か焦げ臭いにおいがします・・・」


それを聞いただけで、「このサポートははまるな・・・」と感じながら、その人のところへ

赴き状況を確認。確かに焦げ臭いにおいが・・・。

一旦部内に持ち帰り、PCを分解すると凄い量のホコリと共に異臭が。

とりあえず、掃除機やらエアダスターやらで綺麗に掃除をし、恐る恐るスイッチを入れると

起動はしたものの、そのまま利用してもらうのも怖いわけで、状況を説明し代替機を手配

することに。

まだ、これだけではサポートは終わらず、代替機が到着するまで2~3日あるため

(到着してから、さらに社内で標準的なキッティング業務が発生するため利用開始はもっと後)

その人がそれまでに利用するPCを用意してあげなければなりません。

余剰のPCを持ち出し、(ほとんど)壊れたPCの中からデータを吸出し、その余剰PCに

移行。

余剰PCの利用の仕方と、代替機が来た時の注意点を説明しようやく解放されました。


この時点で半日が潰れる事に。

このように雑多な部門で業務するゆえの悩みもあるわけですが、このような色々な

経験をつむ事は重要な事でもあるわけです。

社員は何で困っているのか、何が不満なのか、どうすれば喜んでくれるのか。

現場を知れるという機会を経験する事は、そのシステムを構築・運用する上でのヒントを

与えてくれます。

ただし、自分の専門業務が犠牲になる結果も招く。


いいことでもあるんだけれども、そろろそ専門に特化して業務を行いたいと思う今日この頃・・・。



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