GRADO SR325is Version2011 | COOLAUDIO

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GRADO SR325is Version2011



初めて買った高級ヘッドホンで一時嵌ってよく聞いていたAKG K701は低音の軽さが気になり手放してしまいました。 それ以降、部屋用ヘッドホンはbeyerdynamic DT990 PROだけでした。 これは今も音質的には満足ですがカールコードが扱いづらいのが玉に傷です。 また、あまり使わないものの他の機種を聞いてみたくなって探していました。


SR325isはVersion2011がピカピカになりこれまでの削りだしタイプが欲しくてロクに確認もせずに慌ててネットで注文。 届いたのを確認したら2011モデルだったというお粗末な話で何ともまあ、実に情けない。
そんなことで暫くは箱から出す気にもなれなくて転売しようかとも思いましたがあまりに勿体なく無駄使いになるので使っていく事にしました。 まあ、使ってみると「これもありかな。」と自分に言いきかせています。 綺麗ですが指紋が付くのが凄く気になる。



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その他に見た目の第一印象はケーブルの太いのが目につきます。 ネットで調べてみると色んなサイトでコードの太さを要改善項目として取り上げられていますが、確かにハウジングの大きさからも不釣り合いなほど異常に太いです。 硬くはないので使用に耐えますが自重があるので少し手繰り寄せてチェアの肘かけに乗せたりして結構取り回しに気を使います。 また、長さも試聴位置からは十分とは言えず動きが制限されます。 DT990 PROでコードに悩まされていただけに意味合いが違うとはいえ同じ事で悩むなんて。 K701は適度な太さで軟らかくしなやかで非常に扱いやすかった事が思い出されます。



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音はネットで言われるほどはキツクないなぁと思いながら聞きはじめましたが、だんだん耳が疲れてきて特にうるさい曲でなくてもボリュームを少しずつ下げたくなります。 低音と高音のバランスがかなりハイ寄りになっていてエッジが立っているので聞き疲れするようです。 また、ざっくりしたスポンジのパッドは結構硬めで耳が圧迫されて痛くなってきます。 


いずれにしても珍しくバリバリの新品ですしエージングもこれからなのでもう少し落ち着いてくると思いますが、こなれてきた音の予想はやはり噂通りのイメージかな。 現使用中のDT990 PROの音色が暗めなので明るいSR325isは対照的でもあり使い分けていけそうです。 耳が耐えられればですが。