すべてのものは、神秘を隠して いる。
すべてのものは創造主のみ手から、そして共同創造者である人間である人間によってつくられたからである。
わたしが書く紙、わたしが使うえんぴつ、わたしが着る服、わたしが呼吸する空気、部屋を明るくするあかり、わたしを支えている床。
日々、わたしの心は、喜び躍る。
これらすべてを包みんでいるつながりをおもって、感謝。
感謝の念とは、自分の人生がそのような形で展開していくとしても、それを贈り物として認識することである。
感謝することに天分のある人は、喜ぶ才能にも恵まれている。
感謝するとは、前に座って喜ぶこと。
近所の親切なおばさんが下さったチョコレートの袋をつかむと、こどもはすぐに「たべようとする。そこへお母さんの小声のお叱りがとんでくる。
「そういう時はなんていうの?」「ありがと!」
ここはもう少し何か他の形にできないものか。たぶん、こんなふうに。
お母さんに尋ねる。
それはその場にふさわしいかどうか、ちょっとわからないけれど。
「坊や、嬉しい?」
もらった人の喜びが形になって見えてくると、
あげたほうにも分かちあえた喜び、ほんとうの喜びがあらわれてくる。
「ごらん。おばさんはお前が大好き。だからお前のことは思ってくださるのよ。」
愛を経験させる、きづかせる。
こうして、感謝とそれに結ばれている記憶が育てられる。
喜ぶとは、感謝する機会を探すこと。
どんなよろこびでも、感謝の思いが伴っていなければならない。