水分補給だけでは防げない!
熱疲労を防ぐ「直接体温を下げる」
アイスバケツ&物理冷却の鉄則

台風の影響か雲が多く風があり、太陽が雲に隠れる時間帯もありましたが、顔を見せたときの暑さときたら!けど風があるだけ幾分かましでした。ヨーロッパの熱波がこちらまで押し寄せているかのようです。

熊本では最高気温が40℃に達し、観測史上初の「酷暑日」となりました。

「水分を摂っているから大丈夫」と思っていても、体内に熱がこもり続けると体温調節機能が限界を迎え、強いだるさや頭痛を伴う「熱疲労」を起こしてしまいます。

■ 水分補給だけでは熱疲労を防げない理由
深部体温の蓄積: 水分摂取だけでは、体内に溜まった熱(深部体温)を急速に外へ逃がすことができません。
皮膚からの放熱限界: 外気温が高すぎると体表からの自然放熱が追いつかず、熱が体内に閉じ込められます。
自律神経の不全: 高温状態が続くと体温調整を司る自律神経がオーバーヒートし、自力で体温を下げられなくなります。

熱疲労を防ぐために最も重要なのは、外側から物理的に直接体温を落とすことです。

水分補給に加え、氷や冷水を用いて身体を直接冷却することで、体内にこもった熱を効率よく放散させることができます。

「飲むケア」と「直接冷やすケア」のW対策が、熱疲労を防ぐカギです。

【物理冷却の鉄則:手足・大きな血管のダイレクト冷却】

氷水を入れたバケツに手足を浸す(アイスバケツ)や、手のひら(AVA血管)を冷やす「手掌冷却」、首・脇・太ももの付け根を冷やすことで、体内にこもった深部熱を一気に下げることができます。「熱い!」と感じたら、ためらわず物理的に冷やしましょう。

体内の熱を逃がし、自律神経の「ゆとり(遊び)」を保つことが大切です。
自分を後回しにせず、しっかり体をケアしてあげてくださいね。

「痛みが取れる(イタトレ)」の基本は、
無理をせず体をニュートラルに保つことから始まります。