テレビの健康番組への違和感。
本当に「痛みが取れる」体をつくる方程式。

昨日ですね、夜にふとテレビをつけてみたら、油の酸化とか、体が老けにくくなる油の栄養素についての特集をやっていたんです。

「この成分が体にいい」「この油を摂りましょう」って、すごく分かりやすく盛り上がっていて、なるほどな〜なんて思いながら見ていたんですけどね。画面を眺めているうちに、なんだか妙な違和感がどんどん膨らんできたんです。

体に良いものを新しく『足す』話ばかりで、体の中で本当に悪さをしている大元の原因を『引く』話が、これっぽっちも出てこないんですよ。特に、今の時代に誰もが真っ先に知るべき「糖化(とうか)」っていう言葉が、びっくりするくらい綺麗にスルーされているなぁ、と……。そんな風にふと思いましたが、テーマが油なので足す話ばかりになりますよね、普通。。。それはさておき、引き算は重要です!

内側は「引き算」、外側は「足し算」の絶妙なバランス

1. 内側の栄養は、余剰を減らす「引き算」が正解

私たちが普段から何気なく摂りすぎてしまう、空腹時のドカ食いや、お菓子、ジュースなどの「過剰な糖分」。これが体内のタンパク質と結びつくと、細胞をドロドロに劣化させる原因物質に変わってしまいます。これが糖化、いわゆる「体のコゲ」です。もちろん、お米などの大切な炭水化物は活動の大事なエネルギー源ですから食べて大丈夫ですし、食後に楽しむデザートなら吸収もゆっくりになります。大切なのは全ての糖を敵に回すことではなく、食事のバランスを乱すような「あからさまな糖分の過剰摂取」をちょっとだけ引いてあげることなんです。メディアでは大人の事情(スポンサーへの配慮)でなかなか声を大にして言わないのですが、内側に関しては、足りない栄養をさらに足すよりも、今すでに溢れている余分な糖を減らす「引き算」こそが根本的な予防になります。

2. 肉体の外側は、正しい刺激を入れる「足し算」が必要

じゃあ、何でもかんでも引けばいいのかというと、話は別です。肉体の外側、つまり筋肉や関節に関しては、絶対に「足し算」が必要になります。日々の仕事や家事で動かさずに固まってしまった体に対して、適切な筋トレやストレッチ、歪みとり体操という『正しい刺激』を足してあげないと、体はどんどん錆びついて動かなくなってしまうんですね。

3. 関節の「滑りと転がり」を呼び覚ますために

当院が何よりも大切にしている核心技術は、関節の中の「滑り」と「転がり」の調整です。スムーズな動きの潤滑油となる、わずかな『遊び(ゆとり)』を維持するためには、じっと静かにしているだけ(引き算)では足りません。適切なセルフケアや体操をしっかり肉体に足し算してあげることで、関節は初めて本来のなめらかな動きを取り戻し、痛みの出にくい健やかな状態へと変わっていくことができます。

【あなたに合わせた、オーダーメイドの引き算と足し算】

食事は余計なものを「引く」、崩れた肉体には正しいケアを「足す」。この内と外の絶妙なバランスが整ったとき、体本来の『痛みが取れる』力が最大限に引き出されます。毎日仕事や家事で自分を後回しにして、重い肩や疲れが顔に出てしまっているアナタ。当院では独自の関節運動学に基づいた全身ボディケアだけでなく、お家でできる簡単な歪みとり体操のアドバイスまで、あなたに今一番必要なバランスを丁寧にお伝えしています。いつでもフラッと、我が家に遊びに来るような気持ちでホッとしにきてくださいね。