膝の痛みと足のだるさ。別々の悩みだと思っていませんか?
〜変形性膝関節症と血流の深い関係〜
昨日は母の話に関連して、下肢静脈瘤(血流の悩み)についてお伝えしました。
実は、日々の臨床で患者さんの足をみていると、ある「共通点」に気づきます。
それは、下肢静脈瘤(血管の浮きやだるさ)がある方は、膝の痛み(変形性膝関節症/OA)を併発しているケースが非常に多いということです。
「血管は血管、膝は膝」と別々に考えがちですが、実はこれ、偶然ではありません。あなたの足の中で、同じ「原因」が引き起こしているサインなのです。
なぜ「膝」と「血流」は深い関係にあるのか?
病院では膝は整形外科、血管は血管外科と分かれますが、体は一つです。
膝が痛むのも、血流が滞るのも、根本にあるのは「関節の歪み」です。
◆ 土台(骨盤・股関節)が歪む
◆ 筋肉が正しく使えなくなる(眠った状態になる)
◆ 膝関節が「刺さる」:筋肉が支えてくれないので、歩くたびに関節同士がぶつかり、軟骨を削って痛みを引き起こす。
◆ 血流が止まる:筋肉が動かないため、ふくらはぎのポンプが働かず、血液が停滞して静脈瘤を悪化させる。
「別々の悩み」に見えて、実は「歪みのせいで筋肉が働けていない」という同じ根っこから生じている問題なのです。
巷の「リハビリ」や「ウォーキング指導」の罠
ここでよくある悲劇が、病院でのこんな指導です。
- 「痩せるために歩きなさい」
- 「筋肉をつけるために、膝でタオルを押しつぶす運動を」
実は、これこそが落とし穴です。
歪んだまま、筋肉が眠っている状態で無理に動けば、筋肉ではなく「関節の包膜」に負担がかかります。これが「リハビリ炎症」を引き起こし、かえって痛みを強くする原因になります。
また、「歩いても痩せない」とお悩みの方。それは筋肉が使えていないから代謝が上がらないだけ。歪んだまま歩くのは、関節をヤスリで削っているようなもの。歩けば歩くほど、膝の寿命を縮めてしまいます。
解決策:すべてを救うのは「またぎ動作」のリセット
何を置いても、まずやるべきは「鍛えること」ではなく「リセットすること」です。
私がいつもお伝えしている「またぎ動作」。
これが、別々に見える悩みを同時に解決するスイッチになります。
◆ 歪みをリセットする:骨格が整い、眠っていた筋肉が「使える状態」になります。
◆ 筋肉が支え出す:筋肉が働けば、膝への衝撃を吸収してくれます。
◆ ポンプが回り出す:筋肉が動けば、滞っていた血液が心臓へ戻り、むくみや静脈瘤の重だるさがスッキリします。
最後に:笑顔のレールを走り出そう
膝の変形も、血管の浮きやだるさも、あなたの体が「もう歪んだまま動かないで!」と出しているSOSです。
骨盤をリセットし、関節に「遊び」を取り戻せば、あなたの足はもっと楽に、もっと遠くまで歩けるようになります。
膝の痛みと足のむくみ、両方でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
一緒に、一生歩ける「笑顔のレール」を作っていきましょう!