膝の痛みと足のだるさ。別々の悩みだと思っていませんか?
〜変形性膝関節症と血流の深い関係〜

昨日は母の話に関連して、下肢静脈瘤(血流の悩み)についてお伝えしました。
実は、日々の臨床で患者さんの足をみていると、ある「共通点」に気づきます。

それは、下肢静脈瘤(血管の浮きやだるさ)がある方は、膝の痛み(変形性膝関節症/OA)を併発しているケースが非常に多いということです。

「血管は血管、膝は膝」と別々に考えがちですが、実はこれ、偶然ではありません。あなたの足の中で、同じ「原因」が引き起こしているサインなのです。

なぜ「膝」と「血流」は深い関係にあるのか?

病院では膝は整形外科、血管は血管外科と分かれますが、体は一つです。
膝が痛むのも、血流が滞るのも、根本にあるのは「関節の歪み」です。

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変形性膝関節症による重度のO脚変形(内反変形)の解説図。FTA185度を示すX線画像と、関節裂隙の狭小化や骨棘形成などの病態メカニズムのイラスト。

変形性膝関節症による重度のO脚変形(内反変形)の解説図。FTA185度を示すX線画像と、関節裂隙の狭小化や骨棘形成などの病態メカニズムのイラスト。

土台(骨盤・股関節)が歪む
筋肉が正しく使えなくなる(眠った状態になる)
膝関節が「刺さる」:筋肉が支えてくれないので、歩くたびに関節同士がぶつかり、軟骨を削って痛みを引き起こす。
血流が止まる:筋肉が動かないため、ふくらはぎのポンプが働かず、血液が停滞して静脈瘤を悪化させる。

「別々の悩み」に見えて、実は「歪みのせいで筋肉が働けていない」という同じ根っこから生じている問題なのです。

巷の「リハビリ」や「ウォーキング指導」の罠

ここでよくある悲劇が、病院でのこんな指導です。

  • 「痩せるために歩きなさい」
  • 「筋肉をつけるために、膝でタオルを押しつぶす運動を」

実は、これこそが落とし穴です。
歪んだまま、筋肉が眠っている状態で無理に動けば、筋肉ではなく「関節の包膜」に負担がかかります。これが「リハビリ炎症」を引き起こし、かえって痛みを強くする原因になります。

また、「歩いても痩せない」とお悩みの方。それは筋肉が使えていないから代謝が上がらないだけ。歪んだまま歩くのは、関節をヤスリで削っているようなもの。歩けば歩くほど、膝の寿命を縮めてしまいます。

解決策:すべてを救うのは「またぎ動作」のリセット

何を置いても、まずやるべきは「鍛えること」ではなく「リセットすること」です。

私がいつもお伝えしている「またぎ動作」
これが、別々に見える悩みを同時に解決するスイッチになります。

【ここに「またぎ動作」の画像を挿入】

図:骨格をリセットし、筋肉を呼び覚ます「またぎ動作」

歪みをリセットする:骨格が整い、眠っていた筋肉が「使える状態」になります。
筋肉が支え出す:筋肉が働けば、膝への衝撃を吸収してくれます。
ポンプが回り出す:筋肉が動けば、滞っていた血液が心臓へ戻り、むくみや静脈瘤の重だるさがスッキリします。

最後に:笑顔のレールを走り出そう

膝の変形も、血管の浮きやだるさも、あなたの体が「もう歪んだまま動かないで!」と出しているSOSです。
骨盤をリセットし、関節に「遊び」を取り戻せば、あなたの足はもっと楽に、もっと遠くまで歩けるようになります。

膝の痛みと足のむくみ、両方でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
一緒に、一生歩ける「笑顔のレール」を作っていきましょう!

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