「大東亜戦争の正体 それはアメリカの侵略戦争だった」 祥伝社黄金文庫 し 7-4 清水馨八郎 | ある女子大講師

「大東亜戦争の正体 それはアメリカの侵略戦争だった」 祥伝社黄金文庫 し 7-4 清水馨八郎

大東亜戦争の正体 それはアメリカの侵略戦争だった 祥伝社黄金文庫 し 7-4

清水馨八郎

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1,アメリカが押し付けた太平洋戦争史観〜西洋中心世界観を捨てよ。今こそ、日本人は真実に目覚め、歴史に対する不要な引け目を払拭すべきである。歴史的観点、地政学的観点から捉えた「日本論」。『侵略の世界史』の著者が提唱する歴史観のコペルニクス的転回。

 

2.アメリカ人青年詩人コーエン氏の詩に大笑いし、アムステルダム市長の話に涙した。過去(歴史)を正確に知れば知る程、現在の日本(人)の本当の姿が浮き彫りになってくる。歴史とはそう言う恐ろしさがある。何故、日本にオレオレ詐欺・過労死が有り、勤勉な労働力と経済力が有るのに、何時まで経っても心豊かな生活が送れないのか。日本人の体型が急激に変化しているのは何故か。洗脳は解けない方が幸せの場合も有ると思う。最後の寓話の様なリーダーは今後の日本からは生まれて来ない様な気がする。

 

3.現在の日本人を見ていると。日本国が滅んだ後に、外国の識者達が「東方のあの国は本当に尊く美しく、奇蹟の国であった。」と述懐してそうでならない。実は日本人の精神(心)は大東亜戦争の敗戦で既に死んでしまっていて、現在の日本人は唯の傀儡民族化しているのではないのか。家畜に対して「お前はかつて人間だったのた。心(精神)を取り戻せ。」と訴えた所で、それは不可能だろうと思う。

 

4.「あの時代、日本が軍国主義を歩んでいたのは確かである」と、評する向きもある。「軍国主義」というラベリングをして、単純に「軍国主義=悪」というイメージで読者諸氏を混乱させようというのは、この手の反論者の常套手段である。朝日新聞社が最近、「ネット右翼」というラベリングを頻繁に行っているものと同等である。安全保障の面からアメリカと対立するのは好ましくないと言うのは、確かにその通りだが、だからと言って西洋中心主義の歴史観に洗脳されたままでよい、アメリカの言いなりで良いという話しにはならない。本当に日本のためを思っている人間ならば、真実の歴史を知り、アメリカの核の傘に依存するだけではない、日本独自の防衛構想を真剣に考えるべきだ。この先何百年もアングロサクソンに頼った日本などというものが考えられない。