日本発、世界で使われまくっている物はなんと言っても青色LED | ある女子大講師

日本発、世界で使われまくっている物はなんと言っても青色LED

日本発、世界で使われまくっている物はありますか?

なんと言っても青色LEDです。

この発明の偉大な所は、従来の赤、緑のLEDにこの青を加える事により「白色光」を発光出来る様になった事です。

そのため、照明やハンディライトなどで大幅に省電力が達成できる様になりました。

そして最大の「使われまくり」事例は、皆さんがこれを見ているスマホ、タブレットなどの液晶バックライト用途です。

また、この三原色の比率を変えることで、多色表現が出来る様になり、大型デジタルサイネージパネルの開発にも結び付きました。

「1986年に赤崎勇と天野浩らが青色LEDに必要な高品質結晶の生成技術の発明に成功
これを元に、1993年に中村修二が世界で初の実用的な高輝度青色LEDを発明しました。
この3名の日本人研究者は、青色LEDの発明を評価されて2014年にノーベル物理学賞を受賞しています。」

そう、引用の様にノーベル賞受賞により世界への貢献が最大限に表彰された訳です。

https://www.irodorinet.jp/news/blue_led/

一方、一般の方があまり知らない分野では、半導体製造に欠かせないフォトレジスト剤の日本メーカーの世界シェアは9割と圧倒的です。

フォトレジストで半導体上に回路を形成するので、日本が止まれば世界が止まります。そして、回路線幅が十数から数ナノメートルレベルまで微細化している現在、超超高純度のレジストが不可欠のものとなっています。

そしてこの超高純度を確保するには、分析屋の寄与も大きいはずで、例えて言えば50 m オリンピックプールに落とされた一滴(0.025ml )のコーヒーが検出出来る程の超高感度分析体制が(恐らく質量分析計で)構築されている筈です。

https://www.tok.co.jp/sp/content/download/3888/57490/file/%e7%89%b9%e9%9b%861%ef%bc%9aTOK%e3%81%ae%e5%be%ae%e7%b4%b0%e5%8a%a0%e5%b7%a5%e6%8a%80%e8%a1%93%e3%81%a8%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%94%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%81%ae%e6%9c%aa%e6%9d%a5.pdf

「フォトレジストでは(4186)東京応化工業と(4185)JSRが世界トップシェアを争う。(4063)信越化学工業、(4005)住友化学、(4901)富士フイルム HDの上位5社で、世界シェアの9割を占めている。」

「転写する回路パターンの複雑化・微細化のために高い解像度が求められ、フォトレジストに不純物が入れば、転写回路に傷がつくため、参入障壁は非常に高い。フォトレジスト関連の製造能力増強では、(4041)日本曹達、(4043)トクヤマも注目される」

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