『VIVANT』の衝撃、好影響与えた『silent』、『大奥』の無念 | ある女子大講師

『VIVANT』の衝撃、好影響与えた『silent』、『大奥』の無念

『VIVANT』の衝撃、好影響与えた『silent』、『大奥』の無念…2023年ドラマ業界10大ニュース

1.『silent』のスタッフが再び結集した『いちばんすきな花』。12月25日放送の『トクメイ! 警視庁特別会計係』(カンテレ制作・フジテレビ)を最後に2023年の主要連ドラがすべて終了。『VIVANT』(TBS)が社会的な話題になったほか、『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ)、『あなたがしてくれなくても』(フジ)、『大奥』(NHK総合)なども話題作としてネット上を大いに盛り上げた。

 

2.ここでは今年ドラマ業界で何が起き、どんな影響が出て、来年につながっていくのか。朝ドラから夜ドラ、深夜ドラマまで、全国放送の連ドラを全て視聴し続けているドラマ解説者の木村隆志が一年を振り返るべく、“2023年のドラマ業界10大ニュース”を選び、最後に“個人的な年間トップ10”を挙げていく。

 

3.1位:日本ドラマに新たな指針を示した『VIVANT』の大冒険 のちに2023年のドラマについて語るとき、真っ先にあげられるのは間違いなく『VIVANT』。とにかくすべてが「見たことがない」という規格外のプロデュースで、視聴者だけでなく業界関係者を驚かせた。 堺雅人、阿部寛、役所広司をはじめ計44人の豪華キャストと、約250人のキャスト、スタッフ、約3,000頭の動物を集め、約1,000キロを縦断したモンゴルロケばかりフィーチャーされるが、『VIVANT』の本質はそこではない。 

 

4.どんなジャンルのドラマなのか、どんな主人公なのか、何が目的の物語なのか、誰が味方で誰が敵なのかなど、すべてを謎に包み、さらに新たな謎を投入していくプロデュースは圧巻。視聴率を確保するためにわかりやすい設定やテーマを選ぶ作品ばかりの中、あえて「事前情報を伏せてまで難解さを極める」という決断が圧倒的なオリジナリティにつながった。 また、巧妙だったのは、放送終了後から次回放送までのブランクに、「考察を呼びかけつつ、Xで答えたり、裏話を明かしたりなどのコミュニケーションを取る」という双方向のPR。これらをネットメディアが記事化することも含め、1週間『VIVANT』の話題が絶えない状態を作っていた。 

 

5.その他でも、「10回中13回が拡大版で実質13回分」の放送時間、毎週新発売される多彩なグッズ展開、有料ファンミーティング、ロケ地ツアーなどの多角的なマネタイズ、さらに「1話1億円」とも言われる制作費も含め、特筆すべきポイントが目白押し。 さまざまな点でこれまでのマーケティングや常識を度外視して大冒険したような作品であり、「見たことがないドラマ」だからこそ視聴者を熱狂させられたのだろう。「今後はこういう作品も手掛け、配信や海外も含めて勝負していく」というTBSの本気を感じさせられた。 同時にそれはTBSのみならず業界全体への問いかけでもあり、少なからず2024年以降、他局に『VIVANT』の影響が見られるのではないか。

以下、

https://news.yahoo.co.jp/.../ac287bcfadf2b0ac835dd9d6265c...

https://news.yahoo.co.jp/.../ac287bcfadf2b0ac835dd9d6265c...

『VIVANT』の衝撃、好影響与えた『silent』、『大奥』の無念…2023年ドラマ業界10大ニュース(マイナビニュース) - Yahoo!ニュース

NEWS.YAHOO.CO.JP

『VIVANT』の衝撃、好影響与えた『silent』、『大奥』の無念…2023年ドラマ業界10大ニュース(マイナビニュース) - Yahoo!ニュース

12月25日放送の『トクメイ! 警視庁特別会計係』(カンテレ制作・フジテレビ)を最後に2023年の主要連ドラがすべて終了。『VIVANT』(TBS)が社会的な話題になったほか、『ブラッシュアップライ

プランを作成しますか?