国力の現状 | ある女子大講師

国力の現状

1.ここ30年の間、他の先進国はしっかり経済成長しているのに、日本は殆ど成長しておらず、国際競争力も34位にまで落ち、平均賃金も上がっておらず、お隣の韓国にまで抜かれてしまった。その上、超少子高齢化に歯止めが利かず、このままでは2100年には、最悪人口が明治時代とほぼ一緒の3,770万人程度にまで減少すると見られている。

 

2.こうなってしまったのは、ここ30年における日本の政治責任が非常に大きいことは、否定しようのない事実と言える。20世紀の後半で、ほぼゼロの状態から、世界最高水準にまで経済力を高めた実績のある国だ。まだまだ前途には光が見える。

 

■1980年の各国のGDPを1.0とした場合の、成長率を表したグラフ。1980年の時点に対して、何倍になったかを数値として表現している。

■IMD「世界競争力年鑑」日本の総合順位の推移

■日本の長期人口推移と予測(国土交通省「国土の長期展望」)