日本語はとてもマイナーな言語 | ある女子大講師

日本語はとてもマイナーな言語

日本語はとてもマイナーな言語であり、話者は今後も減少します。日本は市場としての魅力を失い、グローバル企業は日本に対するローカライズの手間を惜しむようになるでしょうか?

日本語がマイナーであるというデータはどこから出てきたのでしょうか。ウー語とテルグ語はフランス語を話す人よりもたくさんいます[1] 。

少子高齢化によって人口が仮に半減しても30位いないには入るでしょう

グローバル企業が日本のためにローカライズするのは購買意欲(市場がある、その方が売れる)と言うことだと思います。人口の多さはその理由の一つではありませんが、日本がGDPをこのまま維持して、一人当たりのGDPが増えていくようであれば、市場的な魅力は増えるかも知れません。

ローカライズが減る可能性としては、ローカライズしなくても商品がそのまま売れるということです。白物家電は、スイッチやボタンがピクトグラムの発展系になれば、そのまま、全世界で販売可能になります。ただし、使用説明書は各黒板が必要でしょう。この動きはすでに始まっています。英語、中国語、スペイン語、アラビア語、日本語が一枚の紙に印刷されているものが出回っています。

市場として魅力がなくなるというのは、コストをかけて日本に運び込んでも、購入者がいない場合で、これはグローバル企業の読み違えと日本の国力が落ちた場合と考えられます。格差が広がった場合には市場価値が出るかも知れません。高価でそれほど数がはけなくてもいい商品は格差社会で勝者の数が増えるかも知れないからです。

脚注

[1] (1)世界の母語人口(上位20言語):文部科学省