昨日、7ヶ月ぶりに米ニューヨークの金先物相場が
1オンス=1,000ドルを突破しました
どの市場も、節目を超えてくるとワクワクします
ただ、金価格の上昇=米ドルの先安感を表すので、
米ドルの動きは今後も要注意です
金価格の上昇にはいろいろな要因が重なっていますが、
特に今年はアメリカ政府が原油や穀物の取引に投資規制
をかけたことから、機関投資家のお金が原油→金に流れて
いるのでしょうか
今年は、金を通して株式や通貨、米国債との連動性を
見ることの面白さを知りました。
金のプロフェッショナル-豊島逸夫さんの
「金」のコラムも面白いので、毎日チェック
しています
http://blog.nikkeibp.co.jp/money/gold/toshima/
金の動向も要注目ですが、今年になって投資信託などの
売買をする時、毎日必ずチェックするのが中国株の値動き
午前11時頃に開く中国株式市場の値動きを見て、
後場の日経平均の動きや為替の動きがガラッと
変わってしまいます。
今年は特に中国株が堅調で、年初から他の株式市場を
引っ張ってくれていますが、午後からのマーケットを左右
するのも中国株なので、昔と変わったな~と感じます。
もう一つ、欧州株式市場が始まる16時以降も為替が
動きやすい
夕方の時間、お客様とマーケットの話をしていると、
為替が大きく円高に振れ始める時は、大抵欧州市場で
株式が下がったりしています。
今までは、日本時間の夜中に取引が行われるアメリカ市場の
終値を見れば、大方日本の株式市場の1日の動きが予想でき
たけれど、最近は中国株の終値を見るのもかかせません
こんなところからも、今後の世界経済を引っ張っていくのは、
アメリカから中国に取って代わっていくのかな~と思ってし
まいます