香港で働くことを決めて以降、毎日が慌ただしくなりました。
次の行き先が香港ということもあり、家族や上司に反対されながらも
自分なりに覚悟を決めて、10月末で約10年勤めた会社を退職しました。
最終日の10月31日は日銀が『ハロウィン緩和』を行ってくれたので、
コツコツ買っていた外貨やトリプルブルの日本株ファンドが私の門出を
お祝いしてくれているようでした
11月に入ってからは本格的に香港移住の準備中です。
現在住んでいる部屋の解約手続き&香港での住まい探し。
引っ越しの準備。
非居住者になるための手続き等々。
友人や同僚たちとの壮行会。
両親のケア。
香港SFC(証券外務員資格のようなもの)の勉強。
とにかくやることが盛りだくさんです!
明日から一度香港に行って生活のセットアップをしてくる予定です。
どうなることやら。。
転機は突然やってくるものー。
振り返れば3か月前。
私は日系証券に3年、外資系銀行に9年勤めて気が付けば
金融の世界にどっぷり浸かって日々を過ごしていました。
今の会社は女性が働きやすく、仕事もやりがいがあったので、
このままこの仕事を続けていこうかなーと思っていた矢先、
同僚の男性がファイナンシャルプランナー(FP)として独立するために
退職宣言をしたのです。
彼はCFPや宅建資格を取得して着々と独立の準備をしていたようで、
機が熟して独立する運びとなったようです。
退職後、彼は念願の会社を設立し、有名な女性FPと業務提携をして、
今ではテレビにも出演するようになっています。
彼の行動力と勇気に刺激を受け、私ももう一度自分のやりたいことを
見つめ直すことにしました。
大学生の時にFPの仕事に出会って以来、将来FPとして独立する夢は
今も変わらないけれど、もう一つやりたかったことが「海外で働く」こと
でした。
外資系銀行で働くうちに、お客様の依頼で香港やシンガポールの銀行で
働く日本人スタッフと連絡を取ることが多くなり、いつかは海外の金融機関
で日本人をサポートする仕事もやってみたいなと思っていました。
早速転職エージェントに登録をし、相談に行きました。
話を聞くと、香港とシンガポールで働ける日本人を募集している金融関係
の会社を2社見つけたので英文CVを提出したところ、香港の会社から
返事がありました。
1次面接、2次面接がトントン拍子で進み、最終面接で正式なオファーを
いただきました。
そこからが大変!
行動を起こしてわずか半月で人生の大きな決断を迫られることに。
丁度香港行きの決断する時期に、香港では行政長官の選挙制度
民主化を求めたデモが勃発。
両親の反対もあって悩みに悩みましたが、最後の決め手は恋人が
「一度きりの人生なんだから行って来い!」と言ってくれたことと、
以前から意識している「チャンスの神様は前髪しかない!」の言葉です。
そんなこんなで香港行きを決めたのが10月1日。
最近はフェイスブック中心でしたが、香港行きを機にブログも再開しようと
思います。
香港には旅行で1度しか行ったことがないし、そんなに魅力は感じなかった
けれど、大学生時代は中国が大好きで中国本土をバックパックで旅していた
ので免疫力は多少あるかな。
これからこのブログで金融のことはもちろん、香港で働くチャンスをくれた
会社のことや香港での生活のことなども書いていきたいと思います。