放送作家の板橋めぐみです。

 

◆自己紹介◆

 

 

前回は、

いつかインタビューされたいあなたのために!

ぜひ知っておいてほしい

コメントの基本、その2をお送りしました。

 

 

 

 

今回は「その3」をお届けします。

 

 

 

プロならば「言い切る」のが基本

 

 

 

インタビューされた時の

コメントの基本 その3

「言い切る」です。

 

 

「〜〜です」

「〜〜します」

といった語尾で締めて欲しいのです。

 

 

ところが実際は、

多くの日本人はしゃべり言葉で

言い切っていないことが多い。

 

 

例えば

「〜と思います」

「〜ではないでしょうか」

「〜かもしれませんね」などの

語尾をよく使います。

 

 

「〜と思います」という言い回し、

実際にその人の「意見」をお話しいただく場合は

問題ありません。

 

 

でも、インタビューでは

多くの場合、

「プロフェッショナル」の立場として

お話しいただくわけですから

「〜と思います」だと

急に自信のないコメントになってしまいます

 

 

 

 

ちなみに、先日読んだコラムでは、

なんと、菅首相は会見内で

39回も「〜と思います」と使っていたとか。

 

 

 

 

 

リーダーも「〜と思います」連発ではまずいですが、

プロの方々も「〜と思います」はまずいです。

 

 

例えば、お寿司屋さんに行ったら

「これは美味しいです」

「おすすめです」と言い切って欲しい。

「これは美味しいと思いますよ」では

食べる気がしなくなってしまいます

 

 

 

プロなら「〜と思います」を使わないと決める 

 

 

とはいえ、

「〜と思います」、

喋りのプロもよく使ってしまっています。

 

特にアナウンサーやレポーター。

ラジオからもよく聞こえてきます。

 

「早速、取材してみたいと思います!」

「こちらに伺ってみたいと思います!」

「お話を聞いてみたいと思います!」

といった具合。

 

 

私はレポーターの台本に

「〜と思います」は絶対書きません。

が、ロケでは上記のようなセリフで

リポートをしているケース、とても多いです。

 

 

「こちらに伺います」

「お話を聞いてみます」

でいいはずなのですが、

口グセなのか、リズムがいいのか…

 

 

ほかに、

「プロとしての見解ではあるけれど、

 見解は人によって違う」

という弁明として

「〜と思う」を使う方が多いでしょうか。

 

 

最近はコンプライアンスが厳しく、

テレビの世界でも

「ナレーションを言い切らない」傾向があります。

 

例えば「〜とみられています」、

「〜と言われています」など。

 

 

テレビの世界と同様、

各所からの批判を恐れて

「言い切らない傾向」が

どんどん強まっているのかもしれません。

 

 

とはいえ、プロフェッショナルや

専門家が専門分野について聞かれて、

「〜と思います」を使うのは

やはり「逃げ」

 

 

いつかは取材されたい、

プロフェッショナルとしてコメントしたい、

そんなあなたには、

「〜と思います」を使わない。

「言い切る」。

と決めて欲しいです。

 

 

「〜と思います」は口グセの一種。

いつかインタビューされる日のために、

今から「言い切る」練習を重ねてください。

 

 

 

今日もお読みいただき、

ありがとうございました!!

 

 

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