経営者は苦しい時こそ夢を語る
長く経営を続けていると、良い時もあれば悪い時もあります。
倒産の危機に見舞われたという経営者も少なくないでしょう。
それ程経営とは浮き沈みの激しいものなのです。
どんなに素晴らしい会社でも良い時ばかりではないということです。
誰もが優良企業も苦難を乗り越えて今があるのです。
苦境の時は従業員は悲観的になりがちです。
会社の将来に不安になり、会社を離れることも頭をよぎります。
そんな時に経営者の言動や態度が見られているのです。
会社がどんなに厳しい状況でも経営者はそれを従業員に感じさせてはいけないのです。
経営の良くない状況を隠すべきということではありません。
会社の厳しい状況など正直に伝えるべきことは伝える必要があります。
情報を隠すことは不信感を生むからです。
そこで大事になるのが夢や希望です。
厳しい状況を正直に伝えながらも、それを乗り越える方法やその先にある夢や希望を語るのです。
確信の持てるプラン(乗り越える方法)が見つからない場合でも、少しは改善できるプランを10個でもピックアップすれば良いのです。
10個実行していく過程で、確信の持てるプランが見つかるかもしれません。
経営者は常に前向きに夢や希望を語り続ければ良いのです。
「楽観的すぎる」とみんなから呆れられるくらいで良いのです。