アイデアは実行して続けてこそ価値がある
以前に友人の経営者から言われた言葉で印象に残っていることがあります。
私が可能性があると思えるビジネスモデルについて相談した時に、下記のようなことを言っていました。
・自分が思いついたということは他に1000人の人が思いついていると考えた方が良い。
・それを実際に紙(企画書)に落とすのは100人。
・そしてそれを実行するのは10人。
・実行した後に諦めないで続けるのが3人。
・続けた人の中から成功する人が1人出るか出ないか。
これを聞いて「なるほど」と腹落ちしました。
最初の1000人と言う数字は1万人かもしれません。
今では記憶があいまいです。
そこは本質ではなく、自分が思いついたアイデアというものは誰もが思いついているものだと自覚することはとても良いことだと思います。
自覚できれば、すぐに紙(企画書)に落とそうと行動に繋がりますし、そのプロセスにおいて色々な課題が浮かび上がってきます。
この段階で、資源(人や金等)が集まらずに挫折する人が出るでしょうし、あまり可能性がないと思い直して実行をやめる人もいるでしょう。
そして実行したとしてもそこからが大変です。
どの事業もそうであるように「続ける」ということは大変なことです。
情熱と根気が必要です。
また続けたからと言って成功するとは限らないのが現実です。
でもそこで諦めずに、「続け続ける」ことが出来れば成功が見えてくるでしょう。
こうやって想像してみると、アイデアそのものにはあまり価値はないのではないかと思えてきます。
やはり「実行」して「続ける」ことに価値があり、それが大事だと思うのです。