創立記念日 | イタリアンバジル経営者ブログ

創立記念日

昨日、6月6日は会社(リテールエクセレント)の設立日でした。


昨日は、そっか今日は6月6日か、あれからもう一年か、早かったなあ、でもいろいろなことがあったなあ、なんとかここまで来たなあ、なんて物思いにふけっていました。


前職のコンサルティング会社を退職したのが昨年の5月31日、それから1日おいて6月2日の夜には福岡行きの飛行機に乗っていました。


到着してまず最初に取り組んだのが、会社の設立。

(会社がなければ社員・アルバイト募集も出来ないし、他の会社との取引も出来ません。)

法人登記に当たっては会社印が必要なので、早速発注することに。インターネットで早いところを検索して、「ハンコズドットコム 」で発注。


なんと、発注の翌日には手元に届きました。


便利な世の中になったなあ、と思うと同時に新しい環境(会社が誰でも設立しやすくなった)にすばやく適応した企業が潜在ニーズ(埋もれていたニーズ)を掘り起こして伸びていくんだなあなんて率直に感じたものでした。


市販の会社設立本を片手にまずは、定款を作成しました。


■会社設立本
福岡でイタリアンを経営する元オイルマンのブログ-会社設立マニュアル

中でも大事なのが「事業目的」。リテールエクセレントでは、


1.小売・飲食店の経営

2.小売・飲食店の経営コンサルティング

3.前各号に附帯する一切の事業


としました。


会社は定款の「事業目的」に記載された業務しか行うことができません。そこで、「3」のような記載が必要になってくるわけです。


記載してみると、きわめてシンプルで簡単そうですが、ここに行きつくまでに結構悩みましたし、時間がかかりました。


実際に自分で起業してみて、会社って結構簡単につくれるものなんだなあ、ということを実感しました。


・会社設立本を読み込む

   ↓

・会社印を発注する

   ↓

・会社口座を開設して、そこに資本金を預け入れる(銀行にて)

   ↓

・必要書類を作成する(定款、決議書、代表就任承諾書、株式会社登記設立申請書、他)
   ↓

・必要書類を持って公証役場に行き、定款認証を受ける(ここで定款の内容チェック・修正が入ります)

   ↓

・必要書類を持って、法務局に行き、法人登記申請を行う

 (後日、5日程度で承認の連絡が来る)


といった感じで、3日から取組みを開始して、6日には申請が完了したので、計4日間ですがその間改装の打ち合わせや社員・アルバイトの募集広告の打合せ等も行っているので、実際は3日程度かと思います。


会社作るのってややこしそうだな、書類は自分だけでは作れないのでは、なんて思いもありましたが必要に迫られてやっているとなんとかなるものです。また、公証役場の担当の方が親切に対応してくれたのでスムーズに手続きが進んだということもあるかと思います。


ちなみに会社設立費用ですが、


定款印紙代    40,000円

定款認証手数料 50,000円 

定款謄本代     1,900円

登録免許税    150,000円


で合計で約240,000円程度かかりました。

(「1円からでも会社が作れる」なんてキャッチコピーも耳にしますが、例え資本金1円でも、法人登録には最低でもこの程度はかかるということになります。)



このように短期間でばたばたとしながら設立した当社も設立してなんとか無事2年目を迎えることが出来ました。


お客様はじめ、様々な関係者の皆様のおかげと感謝しております。


1年目は苦しみもがいた年でしたが、2年目は「安定経営・飛躍の年」に出来ればと思っています。


2年目もどうぞよろしくお願いします。